東京都内東側エリアに数店舗展開する「ナワブ」。
インド料理を謳っていますが、実はパキスタン人によるお店。
なかでもこの日本橋店は都内トップクラスのパキスタン料理を提供する店として知られています。
「ナワブ日本橋店」どれだけガチかといえば、以前パキスタン大使館のディナーに呼ばれた際、大使にオススメのパキスタン料理店を聞いたところ「日本橋のナワブと四谷シディークパレス」と答えてくださったほど。
ちなみに「シディークパレス四ッ谷店」は、かつて麻布十番にあったパキスタン大使館御用達レストラン「シディークパレス麻布十番店」の厨房スタッフが移ったお店であります。

パキスタン人好みのズシッとした雰囲気。
客層は日本人パキスタン人半々といったところでしょうか。

バーカウンターには英語表記の黒板メニュー。
パキスタン料理目当てなら、ここを忘れずチェックですよ。
★ハートランド ジョッキ ¥480ムスリムのお店ながらビールは割にリーズナブル。

サービスのサラダがデカい!
★野菜パコラ ¥630いわゆるおつまみ天ぷら。
衣がなかなかスパイシーで最高のスターター。
★ハリーム ¥1200パキスタンといえばこれ、ムスリムといえばこれ、の肉と小麦粉とレンズ豆のシチュー。
5時間以上も煮込むため、ガチパキスタン料理の需要がある店にしかないシロモノです。

レモンをギュッと搾って。
スルッと味わい深くいただけます。
これを嫌いという人は少ないのでは?

セットはナンかロティが選択可。
ナンはしずく型(いわゆるインドの)と丸型(いわゆるパキスタン式)が選べるので、丸ナンでオーダー。
ゴマがたっぷり、ふんわり食感です。
★とうがらし梅酒 ¥500ハラルレストラン飲み。
時々ピリッとくるのが楽しいですね。
★ニハリ ¥1200ハリームと並ぶ代表的パキスタン料理。
牛や羊のすね肉を骨髄が溶け出すまで煮込んだ一品です。

んで、これが実に素晴らしい。
染み出した髄の旨み、爽やかな油と脂、グズッと解れる柔らか肉。
ニハリの中でも特に美味い、お値段以上ニハリ!

合わせたのはロティ。
堅焼きでこちらもなかなか。
ちなみにナンやロティは無理に完食せずとも、テイクアウト可能ですよ。
流石のクオリティ、流石のボリューム。
八潮や野田、伊勢崎に行かずとも本格パキスタン料理がいただけました。
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まさに大阪カレー台風の目!
大阪カレー界のキーパーソン黒田さん率いる「ポンガラカレー」。
2018年9月14日赤坂アークヒルズ店をオープンし、ついに東京進出を果たしたと思ったら、
そのわずか11日後に早くも東京2号店をオープン!
(
「赤坂アークヒルズ店」の記事はこちら。)
場所は日本の中心、東京・大手町。
2018年9月25日にグランドオープンした「大手町プレイス」のオープニング店舗に「ポンガラカレー」がセレクトされたというわけなんです。
これ、結構凄いこと。
大阪カレーがもはや日本のトレンドとして捉えられている証ともいえます。

見てください、この圧倒的上京感!
大阪カレーはここまできたのですね。

店舗は一階。

すげェエントランスの奥に・・・ありました。
「ポンガラカレー 大手町プレイス店」今までの「ポンガラ」のイメージからすると意外なウッディな外観。

スリランカを前面に押し出したアピールです。
実際、店の前を通る人も「へぇースリランカだって。」なんて興味を持っている様子。

この日はカウンターへ位置取り。
オープン初日とあって、黒田さんご本人も厨房でビシバシと動いておりました。
★プレミアムモルツ生小 ¥280丸の内でこの価格、有難いことです。
★ポンガラプレート(日本米)¥1180
・今月のカレー5種
・スパイシーな副菜3種スリランカを基軸としつつも、南インドその他自由な発想が楽しめる「This is 黒田ワールド」。

この日のカレー構成は、
スリランカチキンカレー
ビーツカレー
ホタテカレー
キノコカレー
ラッサム通常は米が日本米かバスマティライスか選べるのですが、この日はバスマティ売り切れ。
でもOK、スリランカや南インドにも米はいろいろありますしね。

で、まず最初にハッとしたのは、基本の基本となるチキンカレーの美味さ。
今まで「ポンガラカレー」だけでなく「anonymous」や「カレー週イチ」「CURRY FORNICATION]などでも
黒田さんのカレーをいただいてきましたが、あらためて「美味しいなぁ」と実感。
黒田プロジェクトの中では「ポンガラカレー」は一番「普及版」というか「POPS」というか、幅広い客層に向けたラインなのですが、
基本のカレーがしっかりしているのは頼もしいですね。

一品一品の味を楽しんだあとは、徐々に徐々に混ぜ合わせていただきます。
これがまた、味の変化が無限に楽しめて楽しいんですよ。
オープン初日にして、なかなか良い客足と、良い反応。
この界隈で、カジュアルで、確実に美味しくて、しっかりキャラ立ちしている「ポンガラカレー」。
ランチ時など、大繁盛店になってしまいそうな予感さえありますね。
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近年、ココイチに迫る勢いで好立地に店舗拡大する「日乃屋カレー」。
茅場町でも駅の前です。
「日乃屋カレー 茅場町店」
エンジョイできそうな内装ですね。
「日乃屋カレー」が良いのは、ベースの味もさることながら店舗ごと個性があり、それぞれの店の限定メニューがあること。
チェーンでありながら、つい寄ってしまうのはそのせい。
まんまと策にハマってますね。
ここ茅場町店の限定メニューはこちら。
★茅場町名物 海老づくしカレー ¥880エビフライ、エビカツにタルタルソースをかけた一皿。
エビフライは通常トッピングにもありますが、エビカツはこのメニューならでは。

エビカツに支えられシャチホコばるエビフライの姿が勇ましい!
まるでグランカーとスカイミサイルのようですね(マニア向け例え)。
そつなく美味いエビフライとエビカツはさることながら、キーとなるのはタルタル。
そう、「日乃屋」のカレーほどタルタルに合うカレーはないのでは?
甘みと辛さを併せ持つカレーにタルタルの酸味。
これはひとつの到達点であります。
「日乃屋カレー」限定メニュー巡り、楽しいですよ。
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東京に長く住んでて、浜町には初めて来たかも。

高い建物が無くてスカイツリーが見えるんですね。
そして、目の前にはお目当てのお店が。

「アンキットの気持ち」2016年7月14日オープン。
アントキノイノチ的な語呂良き名前ですね。
オーナーシェフのアンキットさんは北インド出身ながら、南
インド料理を勉強。

夜には南
インド料理を提供しているんです。

しかしアットホームな店内。
30周年記念のモンチッチなんかもいて、アントキノキモチも思い起こせそう。
★生ビール ¥500
★サンバルバダ¥500バダ(ワダ)をサンバルにブッ込んだかっ込みメシ。
ワダはあらかじめカットされているためサンバルがジュッと沁み込んでます。
南インドおでんって感じで面白いっすね。
★カリフラワーマンチュリアン ¥600これ、インディアンチャイニーズ、つまりインド中華です。
東洋と西洋の交易の中継となった南インド(特にケララ・コーチンあたり)には古くから華僑がおり、
現地のスパイス料理と融合した独自の
中華料理があるんですよね。
「マンチュリアン」は直訳すると「満州風」。けれど満州地方の料理を指すわけでもなく、広く「中華」くらいの意味になっています。
こちらはゴビマンチュリアンとも呼ばれるベジタイプで、チリ炒めのような、けれどスパイシーな、庶民的味わいが癖になりまくり。
葛西近辺ではたまにあるインド中華ですが、浜町でいただけるのは嬉しい。
★キングフィッシャー ¥600
★底抜け ¥600日本酒は各種600円。
花を見ずして花見酒。
★オニオンウタパン ¥600南インドの軽食として人気のウタパン(ウッタパム)ですが、こちら「インドのチヂミ」と紹介されています。
なるほど言い得て妙。

サンバル、ミントチャトニ、ココナッツチャトニがついてきます。
特にミントチャトニの抜けるような香りが良かったなー。
★チキン65 ¥600酒のつまみに最高な南インドの名物料理。
同じ名前でも色んなタイプがあり、いわゆる鶏唐揚げみたいなのから、ガッツリスパイシーなソースがかかったもの、はたまた揚げた鶏肉を具材にしたグレービータイプのまで千差万別。
けれどこのお店はオーダー時、ドライタイプかウェットタイプかを聞かれるんです。
2タイプある、これにはちょっと感動。
南インド出身シェフだと「これがホントのチキン65」と言って決め打ちするところ、客観視できるアンキットさんならではのことですね。
オーダーしたのはウェットタイプ。
揚げ鶏を包み込むソースがほど良き辛さとニンニク感、ペッパー感、さらにええ感じの酸味が立っていて、これ完璧な酒の肴ですね!
呑む方はマストと言っていい。
次回はドライタイプと食べ比べるのも楽しそうだなー
そしてこの「チキン65」という名前の由来、これまた聞く人によってまちまちで定説がない。
「スパイスを65種類使って」とか(そんなに使う?)、「発祥の店の65番目のメニューで」とか(どこの店よ?)とか。
けれどこの日、アンキットさんの説は今までで一番説得力のあるものでした。
「生まれて65日の鶏が一番美味しく食べられるんです。」
なるほどー!
つまりピチピチの若鶏唐揚げって訳だ。
アットホームでアンキットさんの気持ちが溢れたお店。
浜町に寄る理由が出来ました。
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八丁堀でおひとりさまディナー。
訪れたのはこちらのお店。
「ナマステ東京」上北沢、吉祥寺、田端、後楽園にも「ナマステ東京」というお店があります(かつて経堂にもありました)が関係はなく、福岡「ナマステ」、中野坂上「カナピナ」、三軒茶屋「ロイヤルターリー」と同系列とのことです。
メニューはインド料理がメインで、ネパール料理、タイ料理などがちょこちょこ。
いわゆる「複合アジアン店」であります。
★ククリラム シングル ¥480ネパールの美味しいラム。
たっぷりのハイボール仕立てでやってきました。

パパドにはミントチャトニが添えられています。
なかなか丁寧ですね。
★野菜マンチョリアン ¥1050なんと!たった一品ですがインディアンチャイニーズがありました。
インドで育まれた独自の中華料理、こちらはベジ仕様の餡かけ団子。
旨みたっぷりでなかなか良い!
西葛西あたりでいただくのと比べお値段張るのは立地上致し方なし。
さて、メインのカレーはどうしよう?
うーむ、お、カレーよりこっちが魅力的かも。

ネパール人のインド料理店だと、カレー炒飯を「ビリヤニ」と称ししれーっと出すところも多いのですが、こちらは「ビリヤーニ」「フライドライス」「ピラフ」をしっかり分けたメニュー表記。
好感度高いですね。
★マトンビリヤーニ ¥1150ちゃんとインディカ米使用のビリヤニ。
ネパール人の店には珍しく、ふんわりとした食感に仕上がっています。
カルダモンの香りもちゃんとして、うんうん、なかなか誠実なビリヤニだ。
インド料理店の数だけはたくさんあるこの界隈ですが、ここはちょっと他と違う面白さがありますね。
同じ名の店が多いからって、「チェーン店じゃないの?」で片づけるのはもったいないですよ。
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