アーモンドスネークヘッド

アーモンドスネークヘッド
学名：Channa lucius
最大長：40cm
原産地：タイ、マレー半島、東インド諸島

渋い体色、尖った顔、
スネークヘッドのなかでも特に蛇に似た印象を与える種。


飼育下では30cm程度で成長が止まることが多く、
中型種でありながら大型肉食魚ばりのカッコよさを味わえます。

ドワーフやバイオレット、コウタイなどの
他のスネークヘッドのように、
飼い主が近づいても餌くれダンスをすることはありません。


普段は流木の陰などに身を寄せていることが多く、
体色は環境に合わせて良く変化します。



こんな感じ。

要するに擬態ですね。


まるで忍者です。

この姿勢から、獲物を見ると魚雷のようにしゅっと突撃します。
いわゆる「待ち伏せ型」の肉食魚ですが、
慣らせば人工飼料も食べます。


混泳の難しいスネークヘッドにあっては比較的おとなしい種で、
相性によっては混泳可能。


待ち伏せ型の性か、動くモノには反応してしまうようなので、
良く泳ぐ種と混泳させると、ヒレを突っつきに行ってしまうことが多い様子。
逆にあまり動かない底モノには興味を示さないため、
相性は悪くないです。

うちでは同サイズのマレーゴビーと仲良くやってます。
擬態仲間。
というか、無関心。



さて、このアーモンドスネークヘッドには、

全てのスネークヘッドの中で最も優れている点があると言われています。



それは・・・



おいしさ。




東南アジアでは重要な食用魚とされるスネークヘッドの仲間でも、
このアーモンドスネークヘッドが一番おいしいとされているのです。

確かに名前はおいしそう。


・・・食べてみたいけど、うーん。複雑。


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