「デメニギス」は実在する深海魚。
しかしこの魚、
実在すること自体、嘘くさいようなデザインとなっています。

ネット騒然の謎の深海魚発見! 透明な頭を持つデメニギスとはいったい? [動画有り]
Photograph courtesy Monterey Bay Aquarium Researc..........≪続きを読む≫
デメニギス
学名:Macropinna microstoma
全長:10~15cm
原産地:北太平洋亜寒帯域の深海
頭が透けています!
透けた頭にボールのような目が埋まっています!
まるで二人乗りの潜水艇のようです!!
動画もあります。
アメーバニュースでも取り上げられているとおり、
既にいくつかのサイトやブログで紹介されているこの映像。
撮影されたのは2004年ということですが、
レアなのは「生きている状態」であるということ。
深海魚は水圧の関係で水族館での飼養が難しいため、
我々が目にするのはどうしてもカラッカラの標本となった姿。
しかし当然ながら、標本と生体では見た目も色も全く違うわけです。
今回私が驚いたのはこの魚、
標本で見る限りは名前の通り「出目」なのです。
多分、図鑑などでも「出目」の姿で載っているはずです。
しかし、今回の写真を見ると「出目」どころか、眼は体内に埋まってますよね。
多分、海上に引き上げられ標本にされる過程で、
眼を覆っている透明な部分は損なわれてしまうのでしょう。
「スケアタマニギス」に改名しますか?(笑)
それにしても深海生物のデザインは魅力的ですね。
なんと最近では深海魚を飼育できるよう水圧調整できる水槽の研究も進んでいるとか。
こちらに記事が載っています→深海高圧環境水槽 ディープアクアリウム
今は世界に3つしかない水槽らしいですが、
一般に普及したら、かなりブームになりますね。
アクアライフとかで「光る!はじめてのチョウチンアンコウ飼育」なんて特集組まれたりして。
・・・まさに「ディープ」な趣味になりそうです。
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