・・・というわけでこの夜は池袋のサグーンに行ってきました。

本店は中村橋。
池袋店はちょうど新文芸坐の道路向かいにあるのですが、
そのスパイスの香りは新文芸坐にまで届いてたりします(笑)
まずは生でスタート。

中ジョッキ ¥500
ネパール料理アラカルトで頼もうかと迷ったのですが、
結局ダルバートを注文することに。
サグーンでダルバートを食べるのは初めて。

ダルバート ¥1480
サラダの盛りが凄いですね。
個人的にはダルバートに普通のサラダは必要ないのですが・・・

こちらがダルスープ。
かなり粘度が高く辛口の仕上がり。
豆の種類はかなり沢山でした。

ムラコアチャール
ネパールの大根漬けですが、千切りショウガが凄く効いています!
田舎のお宅で出てくる漬け物のような独特の臭みがあるため、
好みが分かれるかも。

タルカリ
凄い山盛りですが、
これはなんと酢豚のようにオイリーなタルカリ。
しかも中にはポークが入っています。
肉の種類は日によって異なるそうですが、
そもそもタルカリに肉が入っていること自体、
あまり経験したことがないですね。
ダルバートにしては品数が少な目かなと思っていたのですが、
こちら普通のタルカリとポークカレーを混ぜて一緒にしたと考えれば、
それなりのお得感です(笑)
タルカリというもののありようを気にしなければ、
カレーとしては結構美味い。
味が濃く、充分にスパイシー。
店員さんにこのタルカリについて聞いてみると、
同じネパールでも地域や民族によって調理法がいろいろなのだそう。
こちらの店員さんも山岳民族(グルン族だったかな?)だったようで。
また、シェフのギャヌー・ギャワリさんはなかなか凄い経歴の持ち主。
インドやタンザニアなどのお店を渡り歩いた豊かな経験を買われ、
ネパール王室で勤務していたのだそう。
ネパールという国は240年間続いた王制が2008年に崩壊、
現在はネパール連邦民主共和国となっているので、
まさにネパール王室最後期のシェフだったといえるのかもしれません。
ちなみにネパール最後の国王が王宮を退去したのが2008年6月。
サグーン池袋店ができたのは2008年7月というジャストタイミング。

そんな話をしながら〆のホットチャイ。
黒胡椒が効いていてなかなかシャープな味!
引き出しが多くてなかなか面白い店。
これからも健闘を祈ります!!
ヒマラヤンダイニングカリー&バー サグーン池袋店 (Sagun)
東京都豊島区東池袋1-42-18
TEL:03-5950-6273
営業時間:
[月~金] 11:00~15:00 17:00~23:30
[土・日・祝] 11:00~23:30
定休日:無休
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ヒマラヤンダイニングカリー&バー Sagun 池袋店 (ネパール料理 / 池袋駅、東池袋駅、北池袋駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
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