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最果ての地からこんにちは。「宗谷」(松蔭神社前)
category - [世田谷エリア]
2010/
08/
19samuraiさんに連れられて、
やってきたのは日本最北端の地、宗谷。

…といっても世田谷にあるお店の名前なのですが。

こちらはカレー屋ではありません。

もちろん、刑務所でもありません。
摩訶不思議な、カレー侍の常宿。
あまりに入りにくい外観のため、
マスターが工夫してつけたという、店内のぞき窓。

とても見づらいです・・・
店にはいると美味しそうな北海道料理の名前がズラリ。


いや~壮観ですね。
samuraiさん曰く、何度来ても同じメニューはないのだとか。
凄いです。

まりもっこり密度もかなりの高さ。
さあ、北の海からやってくる、極上料理の数々を存分に楽しむことにしましょう!!

メジカ鮭の燻製
メジカ鮭とは、海から川に上る鮭の群れの中でも先頭をきって泳ぐ一匹のこと。
先頭を泳ぐため、餌を真っ先に食べて他の鮭よりも大きくなるのだとか。
そのメジカ鮭を狙って獲る漁師がいるのだそうですが、
当然入荷数は希少。
なんとも貴重な一品です。
いわゆる鮭トバなのですが、一口食べてその肉の弾力にびっくり!
味も濃く、紛れもない絶品料理です!

ナガス鯨のベーコン
ミンククジラではなく、ナガスクジラですよ。
そう、史上最大の動物シロナガスクジラの近縁種。
初めて食べましたが、とてもしっかりとした獣肉感があり美味。
今までの人生で食べた鯨ベーコンとは全くの別物ですね!
なんなんでしょう?このお店は一体!!

活北海新サンマ刺身
銀色がまぶしい、活きのいいサンマ。
サービスでこんなのも出てきました。

サンマのわた焼き
くっとした苦味が最高!!
嬉しい!

鮭のハラス
i-Padほどもある巨大なハラス。
名付けて「鮭-Pad」(笑)
samuraiさんはA4ノートと形容していましたが、鞄の中がギトギトになりそうです。
まさに脂が乗り切った、至福の一品。
さて、この店で美味しいのは海鮮だけではありません。

鶏セセリ肉
鶏の中でも一番美味しい首筋の肉。
独特の弾力がたまりません!

キムチらっきょ
まず、らっきょがデカイ!!
ココイチのらっきょがニホンツキノワグマなら、
こちらはエゾヒグマほどの大きさです。
例えが分かりにくいですね・・・・
スッパ辛さが酒を進めます!!
酒。
酒も一筋縄ではいかないものばかり。

金魚サワー
金魚に見立てた赤唐辛子がお酒の上をぷかぷか浮かぶ、可愛いサワー。
いや、味は可愛くはないですよね。
ピリッと大人の味わい。
そもそも金魚が水面にぷかぷか浮いてる状態って実は・・・・!?
ま、その突っ込みは無しってことで(笑)

熊笹茶割り
ストレスを抱えるジャイアントパンダにこそ飲ませたいお酒。
こちらはすっきり爽やか。
レッサーパンダにでも楽しめるお酒といえるでしょう。
・・・・例えが複雑ですね。
そして・・・
本日最も強烈なお酒の登場です。

マッコリカレー
「カレーライスは飲み物です」とのたまった方がいましたが、
そういう気合の問題ではなくまさに、カレーを飲み物として具現化した一品。

「カレー風味のマッコリ」とかではなく、まさに「マッコリ仕立てのカレー」。
スパイシーな香りが鼻を劈き、五感を刺激します。
まさに、「インド人もモッコリ。」
こりゃ凄いわ。
さあ、口内がすっかりカレーモードになったところで、カレーライスの注文といきましょう。

魅惑的なカレーメニューがたくさんありますが・・・
ここはストレートに、基本メニューを攻めてみましょう。

スパイシーカレーライス
おおっ!!
輝くカレーに温玉ON!!なんとも美しいビジュアルです。
このシンプルかつ美しい盛り付けには、
マスターのカレーに対する愛情をビシビシ感じますね。
食べてみましょう。

おぉ・・・・これは・・・
カレーライスだ!!!
いや至極当たり前のように思えるのですが、
我々日本人が子供の頃から食べ親しんできたカレーライスという料理、
それを和食の料理人が真っ当に仕上げたらこうなる、を見事に具現化した一品。
そう、多くの人々はカレーライスが和食であることをすっかり忘れてしまっている。
そんな和食としてのカレーライスの地位を押し上げるような一品ですね。
しっかりと煮詰まった(←カレーライス的にはポジティブワード)スパイシーなルーと、
やさしくとろける温泉玉子のハーモニーが、「カレーライスかくあるべし」を強く物語っています。
〆には粋な一品が。

先ほどの鮭-Padの皮をパリッと揚げて、味噌でいただきます。
この、海鮮尽くしの流れの中に、かくも自然にカレーが溶け込んでいる素晴らしさ。
毎日カレーを1、2食食べている私などは、
うっかりすると日本の季節食材との接触機会が減りがちなのですが、
この店はそういった面でも理想的。
外国からのお客さんを連れてくるにもいいお店ですね。
日本の美味しい料理、海鮮とかカレーとか、を存分に楽しんでもらえるはずです。
但しここはちいさいお店、
しかも地元の皆様の良い溜まり場となっている場所でもありますので、
あまり荒らさないよう、しっかりと紳士的に向き合いたいところですね。
もちろん、食べログには載せませんよ。
宗谷
東京都世田谷区世田谷4-3-18
電話:03-5450-5588(blog見て来ましたと一言添えていただければ。)
営業時間:17:00~24:00
定休日:日曜
↓一日一回。クリックはこちら

にほんブログ村


やってきたのは日本最北端の地、宗谷。

…といっても世田谷にあるお店の名前なのですが。

こちらはカレー屋ではありません。

もちろん、刑務所でもありません。
摩訶不思議な、カレー侍の常宿。
あまりに入りにくい外観のため、
マスターが工夫してつけたという、店内のぞき窓。

とても見づらいです・・・
店にはいると美味しそうな北海道料理の名前がズラリ。


いや~壮観ですね。
samuraiさん曰く、何度来ても同じメニューはないのだとか。
凄いです。

まりもっこり密度もかなりの高さ。
さあ、北の海からやってくる、極上料理の数々を存分に楽しむことにしましょう!!

メジカ鮭の燻製
メジカ鮭とは、海から川に上る鮭の群れの中でも先頭をきって泳ぐ一匹のこと。
先頭を泳ぐため、餌を真っ先に食べて他の鮭よりも大きくなるのだとか。
そのメジカ鮭を狙って獲る漁師がいるのだそうですが、
当然入荷数は希少。
なんとも貴重な一品です。
いわゆる鮭トバなのですが、一口食べてその肉の弾力にびっくり!
味も濃く、紛れもない絶品料理です!

ナガス鯨のベーコン
ミンククジラではなく、ナガスクジラですよ。
そう、史上最大の動物シロナガスクジラの近縁種。
初めて食べましたが、とてもしっかりとした獣肉感があり美味。
今までの人生で食べた鯨ベーコンとは全くの別物ですね!
なんなんでしょう?このお店は一体!!

活北海新サンマ刺身
銀色がまぶしい、活きのいいサンマ。
サービスでこんなのも出てきました。

サンマのわた焼き
くっとした苦味が最高!!
嬉しい!

鮭のハラス
i-Padほどもある巨大なハラス。
名付けて「鮭-Pad」(笑)
samuraiさんはA4ノートと形容していましたが、鞄の中がギトギトになりそうです。
まさに脂が乗り切った、至福の一品。
さて、この店で美味しいのは海鮮だけではありません。

鶏セセリ肉
鶏の中でも一番美味しい首筋の肉。
独特の弾力がたまりません!

キムチらっきょ
まず、らっきょがデカイ!!
ココイチのらっきょがニホンツキノワグマなら、
こちらはエゾヒグマほどの大きさです。
例えが分かりにくいですね・・・・
スッパ辛さが酒を進めます!!
酒。
酒も一筋縄ではいかないものばかり。

金魚サワー
金魚に見立てた赤唐辛子がお酒の上をぷかぷか浮かぶ、可愛いサワー。
いや、味は可愛くはないですよね。
ピリッと大人の味わい。
そもそも金魚が水面にぷかぷか浮いてる状態って実は・・・・!?
ま、その突っ込みは無しってことで(笑)

熊笹茶割り
ストレスを抱えるジャイアントパンダにこそ飲ませたいお酒。
こちらはすっきり爽やか。
レッサーパンダにでも楽しめるお酒といえるでしょう。
・・・・例えが複雑ですね。
そして・・・
本日最も強烈なお酒の登場です。

マッコリカレー
「カレーライスは飲み物です」とのたまった方がいましたが、
そういう気合の問題ではなくまさに、カレーを飲み物として具現化した一品。

「カレー風味のマッコリ」とかではなく、まさに「マッコリ仕立てのカレー」。
スパイシーな香りが鼻を劈き、五感を刺激します。
まさに、「インド人もモッコリ。」
こりゃ凄いわ。
さあ、口内がすっかりカレーモードになったところで、カレーライスの注文といきましょう。

魅惑的なカレーメニューがたくさんありますが・・・
ここはストレートに、基本メニューを攻めてみましょう。

スパイシーカレーライス
おおっ!!
輝くカレーに温玉ON!!なんとも美しいビジュアルです。
このシンプルかつ美しい盛り付けには、
マスターのカレーに対する愛情をビシビシ感じますね。
食べてみましょう。

おぉ・・・・これは・・・
カレーライスだ!!!
いや至極当たり前のように思えるのですが、
我々日本人が子供の頃から食べ親しんできたカレーライスという料理、
それを和食の料理人が真っ当に仕上げたらこうなる、を見事に具現化した一品。
そう、多くの人々はカレーライスが和食であることをすっかり忘れてしまっている。
そんな和食としてのカレーライスの地位を押し上げるような一品ですね。
しっかりと煮詰まった(←カレーライス的にはポジティブワード)スパイシーなルーと、
やさしくとろける温泉玉子のハーモニーが、「カレーライスかくあるべし」を強く物語っています。
〆には粋な一品が。

先ほどの鮭-Padの皮をパリッと揚げて、味噌でいただきます。
この、海鮮尽くしの流れの中に、かくも自然にカレーが溶け込んでいる素晴らしさ。
毎日カレーを1、2食食べている私などは、
うっかりすると日本の季節食材との接触機会が減りがちなのですが、
この店はそういった面でも理想的。
外国からのお客さんを連れてくるにもいいお店ですね。
日本の美味しい料理、海鮮とかカレーとか、を存分に楽しんでもらえるはずです。
但しここはちいさいお店、
しかも地元の皆様の良い溜まり場となっている場所でもありますので、
あまり荒らさないよう、しっかりと紳士的に向き合いたいところですね。
もちろん、食べログには載せませんよ。
宗谷
東京都世田谷区世田谷4-3-18
電話:03-5450-5588(blog見て来ましたと一言添えていただければ。)
営業時間:17:00~24:00
定休日:日曜
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コメント
8. 無題
なんだか外人さん風リアクションですね(笑)
飲み屋にセセリがあるとスルーすることが罪に思えます。
2010-08-25 10:02 ropefish URL 編集
7. 無題
素晴らしい店にお導きいただきありがとうございました!
マスターの気分で増えるメニューからは目が離せませんね!
2010-08-25 10:00 ropefish URL 編集
6. 無題
こちらマッコリというよりカレーでした。
サムライさんとは、近いうちに会えるのでは?
2010-08-25 09:57 ropefish URL 編集
5. 無題
もちろん!サムライさんと二人、カレーなしの店に行くわけないじゃないですか(笑)
2010-08-25 09:51 ropefish URL 編集
4. 無題
メラさん好みの店だょ~(笑)
鶏のせせり、昔いた店では甘辛ダレの網焼きにしてました~
コイツでビールが(笑)
2010-08-20 23:59 六本木のスープカレー職人メラ URL 編集
3. いや~
それいいですね!
って、マスターには分かんないでしょうけど・・・。
そして、カレーマッコリには衝撃を受けました。
多分マスターの気分次第でいつまであるかは分かりませんがww。
喜んでいただけて何よりですよ!
2010-08-20 00:05 samurai URL 編集
2. 無題
2010-08-19 22:48 spicecherry URL 編集
1. やっぱり
最後はカレーネタが入ってましたね。
恐れ入りました。
2010-08-19 06:59 オニオン URL 編集