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2010/04/27

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関西に手食文化を。「亜州食堂 チョウク」(新福島/福島)

category - カレー&スパイス・大阪府
2010/ 04/ 27
                 
24時間以内に東西の南インド料理を食べ比べる(出張ついでの) 弾丸ツアー。

東京・品川「デヴィ ダバ」、
大阪・都島「ティラガ」に続く三軒目は…

「亜州食堂 チョウク」。

日本人オーナーが手がける店で、
南インド料理の他、マレーシア料理やタイ料理もあり、
なんと手食割引があるらしいとのこと。

一体どんな店なのか、興味が沸きます。

新福島駅から向かう途中の路地にこんなものを発見。
カレー細胞 -The Curry Cell- by ropefish
カレー細胞 -The Curry Cell- by ropefish
関西はやはり路地裏の奥深さが違いますね(笑)

駅から5分も歩けばお店に到着。
カレー細胞 -The Curry Cell- by ropefish
カレー細胞 -The Curry Cell- by ropefish
なかなか可愛い外観ですね。

カレー細胞 -The Curry Cell- by ropefish
カウンターメインの店内はとてもクリーンなイメージ。
インド人経営の店ではおよそ考えられません。

とても人当たりの良い日本人ご夫婦がお迎えしてくれました。

メニューも非常に分かりやすく丁寧。
ティラガとは両極です(笑)。

カレー細胞 -The Curry Cell- by ropefish
これなら南インド料理初心者も安心して注文できます。
しかもミールスは基本設定¥850という破格の安さでの提供。
トッピングで品数を増やしていけるシステムです。
これ、良いですね。

もう一つ目を引いたのはこちら。
カレー細胞 -The Curry Cell- by ropefish
ナシカンダール。
いわばマレーシアのミールス。
カレー細胞 -The Curry Cell- by ropefish
セットのスパイス煮(カレー)は自由に選べます。

確かに南インド料理よりマレーシア料理のほうが、
「日本人がイメージするカレー」により近い。
他の南インド料理店がバックアップに北インド料理を用意するのに対して、
この店はよりマニアックでありながらも、
よりカレーライスに近いマレーシア料理を持ってきたわけだ。

これは素敵なアイデアですね。

カレー細胞 -The Curry Cell- by ropefish
曜日ごとの限定メニューでは、
ビリヤニ、バクテー、カオマンガイなどわくわくするメニューが。

たしか「マドラスキッチン」でもビリヤニは曜日限定だったっけ。
東京ほどのコアな需要がない関西でコアなメニューを提供するための
有効な手法なのでしょう。

・・・それでは、料理にいきましょう。

私はもちろん、南インドのミールス。
オールトッピングかつジャスミンライスのオプションで計¥1250なり!
贅沢!・・・な割には安いね。

そして、そこから手食割引¥50を引いてもらいました!

さてお料理の登場です。
カレー細胞 -The Curry Cell- by ropefish
おぉ、なんと美しいビジュアル。
色彩豊かで目にも美味しい。
もちろん照明やインテリアの影響も考えてあるのでしょう。
「怪しげな現地風料理」というイメージを完全に払拭しているのが素晴らしい。

これなら頑固な大阪のお客にもばっちりアピールできますね!!

カレー細胞 -The Curry Cell- by ropefish
ポリヤル

カレー細胞 -The Curry Cell- by ropefish
チリエッグ

カレー細胞 -The Curry Cell- by ropefish
アチャール

カレー細胞 -The Curry Cell- by ropefish
ラッサム

カレー細胞 -The Curry Cell- by ropefish
ダル

カレー細胞 -The Curry Cell- by ropefish
サンバル

カレー細胞 -The Curry Cell- by ropefish
ライタ

カレー細胞 -The Curry Cell- by ropefish
パクチー

そしてバナナ。

写真からでも美味しさが伝わってくると思います。
緑のパクチーには逆にオレンジの器を持ってくるあたりはよく考えてるなーと感心。

もちろん見た目だけでなく味もバッチリ。
なんというか、日本人が「美味しい」って思える食感にアレンジされていながらも、
ちゃんと素材とスパイスの味が活かされている感じです。

丁寧に説明されたメニューを見ながら、
「これがこれで・・・」
なんて楽しみながら食べるのもアリ。

手食を推進しているだけあって、
メニューもきちんとパウチされていますし、
フィンガーボウルだってちゃんと用意されています。
そうそう、
カレーまみれの手を一体どうすんのよ!って思う人も、
フィンガーボウルが一つあるだけで安心できるはず。

ちなみにこちらが、
カレー細胞 -The Curry Cell- by ropefish
ナシカンダール ¥1200
いやいや、こちらのお味もなかなかのもの。
辛いの食べたきゃ、こっちを選べばOKです。

カレー細胞 -The Curry Cell- by ropefish
最後はミニチャイ ¥100で〆。

本当に、いろいろ客のことを考えているお店。
しかもただ客に迎合するのではなく、
新しい食文化をどうすればみんなが楽しく受け入れられるかをしっかり考えている。
いろいろなイベントの予定もあるようだし、
同じく手食を推進する経堂のパクチーハウスとも交流が始まった様子。

オーナー夫婦も気さくでとても話しやすく、
カレー好き、エスニック好きなら話に花が咲くこと請け合い。
この日も隣の席にかなり南インド料理好きなお客がいたのですが、
手食とカレー談義に花が咲く咲く!

人のことは言えませんが、
コアな客が自然と集まる店のようですね(笑)

東京のカレーブロガーの皆さん、
大阪遠征の際には是非、この店を予定に入れてみてください。

とっても楽しめると思いますよ。

亜州食堂 チョウク
大阪府大阪市福島区福島2-4-17
TEL:06-6453-0020
営業時間:11:00~15:00(L.O) 17:30~20:30(売切次第終了)
定休日:日曜・祝日不定休、土曜日はランチのみ
(2010年6月より土曜ディナー再開予定)

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亜州食堂 チョウク (インドカレー / 新福島、中之島、福島)
★★★★ 4.0


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コメント

非公開コメント
        

12. 無題
>spicecherryさん
実際にはインド人経営の店が不潔…って訳ではないんですが、どうしても気を配るべきポイントが日本の感覚とズレていることが多いですよね。

大阪は南インドの店が少ない分、それぞれの店の濃度はかなり濃いように感じました。

ちなみに…右手の爪が黄色い人とは仲良くなれますよ(笑)
11. この店に行ってみたいです。
大阪のお店もすごいですね。ぜひ行ってみたいです。インド人が経営する店とは大違い....に笑えました。私もすっかり手食になれました。いいのか悪いのか?でも人にはあまりすすめていません。
10. 無題
>ミコロさん
ダクシンですね。
人差し指と薬指の先で中指の先をを挟むようにすれば綺麗なスプーン形が作れますよ。
あとは口に入れる時に親指の爪先でカレーを押し出すように食べるんです。
すぐ慣れますよ。
9. 無題
>ヨシさん
おぉっ!
あれを体験したとは!
雨の日とか良さそうですね。
8. 無題
美味しそう~!お皿かわいいですね。
手食上手になりたい!
口に入れる前に半分くらい落ちます・・・・
7. 東京で手食
>woods2106さん
基本どこで食べてもOKですが、手食の客が多くて恥ずかしくないという点においては、
パクチーハウス、
南インドダイニング、
ムット、
ケララの風、
ダクシン、
アーンドラキッチンあたりでしょうか。
6. カレーとは
全く関係なくて申し訳ないのですが、

人間乾燥室体験者です(笑)

風呂から上がり個室に入ると、壁面にある複数の穴から
ボォ~って生暖かい強風が出てきます!

結構乾くので、一度お試しください(笑)
5. そういや
まだ手食は未経験っす(^_^;)

東京で初体験なら何処が良いすかねぇ
4. 無題
>オニオンさん
たしかに、KSKさんが行ったらかなり大が付く店だと思います(笑)
3. 無題
>しはいにんさん

食べログなんかを見ても地元の評判もいい店のようです。
例えば初デートでティラガはハイリスクですが、チョウクならバッチリという感じですね。

パクチーハウスとかとコラボイベントやんないかな?
2. 特に
最近会ってませんが、
Kさんが特に気に入りそうなお店ですね。
1. 素晴らしい☆
まさにお客さんを愉しませたい、そして、お客さんと一緒に愉しもうという気持ちが伝わってきます!

東京進出を熱望!!!!!