fc2ブログ
2024/02/24

Post

        

1分ナンテ待たせるもんですか!創業昭和33年、松本で愛され続ける庶民派カレー。『キッチンモーリ』(北松本)

category - カレー&スパイス・長野県
2024/ 02/ 24
                 

「1分ナンテ待たせるもんですか!」

印象的なキャッチ。
ここは松本で『キッチン南海』と並ぶ庶民派洋食カレーの老舗。

『キッチン モーリ』

通り名は「カレーのモーリ」。


昭和風情漂う店内は、席間広くてアットホーム。

おかみさんの明るい接客がチャームポイントです。

カレーはバリエーション豊富。

ですがまずは基本のカレーをいただいてみましょう。

で。

オーダーするとホント1分たたずにカレーが出てきてビックリ!


★ポークカレー ¥650

美しい照り、素晴らしい粘度。
昭和カレーライスの基本といえば、関東はポークで関西はビーフ。
ここ松本はカレー文化圏としては関東寄りということですね。


シンプルながら旨みが行き渡ったルウ、そしてほのかな酸味。
この昭和の味わい、実に貴重です。

一気にペロリ完食してしまいました。

食後、おかみさんと談笑。

『キッチン モーリ』先代のご店主は松本駅前で大正時代から続く『タツミ亭』の長男。

(現在の『タツミ亭』)
終戦後、日本が高度経済成長期に突入し「これからはスピードの時代!」と独立。
当時松本で一番勢いがあった上土に『キッチン モーリ』を創業。

時は昭和33年(1958年)、東京タワーが竣工したその年です。

(上土『キッチンモーリ』創業の地。現在は居酒屋『酔い亭』が営業中)

働いて頑張ればどんどん給料が上がった時代。
寝る間も惜しんで働くサラリーマンのニーズに合わせたキャッチコピーが「1分ナンテ待たせるもんですか!」なのですね。


また、お隣の東映など映画館も多かった上土。
二本立て三本立て上映のあいまにサッと食べられるカレーとしても人気を博したそうです。

およそ10年後の昭和42年(1968年)には2号店を蟻ヶ崎にオープン。

時代が流れ、上土の街の変遷に伴って2002年、上土の本店を閉めて蟻ヶ崎店に一本化。それが今の『キッチン モーリ』というわけです。

高度経済成長期のニーズに合わせつくられたカレーは、鶏ガラでとったスープをベースに、英国製「C&B」カレーパウダーと豚肉、玉ねぎ、鶏の中肉でじっくり煮込んだもの。
一度パックしたものを湯煎することで味を全体に行き渡らせつつ、驚くべき提供スピードの速さを実現しています。(練炭であたためるのだとか)

松本出身の画家であり美術鑑定家としても知られる滝川太郎氏は、生活が苦しかった若い頃『キッチン モーリ』に通い、時には店主に賄ってもらったりもしたそうで、店内には滝川太郎氏が『キッチンモーリ』に贈った絵画が飾られています。

ガンジーや仏様がモチーフになった作品は2つあり、厨房側に飾られたものは蟻ヶ崎店に。


反対側の壁に飾られたものは上土本店に贈ったものだそうです。

2代目となる現在はご主人は厨房に。おかみさんがホールを担当。
おかみさんはかなりの阪神ファンで、その他あらゆるスポーツ観戦がご趣味。そのあたりの話題になると話が尽きません!

美味しいカレーと楽しいトーク。まるで実家です。
そんなところも『キッチン モーリ』が長く愛されている理由なのでしょうね。

『キッチン モーリ』も参加中の第9回「松本カリーラリー」
2024年2月17日~3月31日まで開催!


●最新の活動について・お問い合わせはこちらから
カレー細胞/ポケットカレー 公式サイト
images.png



カレー細胞 Official Store
カレー細胞プロデュース「ポケットカレー」のご購入はこちらから


「カレー細胞」Facebookページ

●twitterあらためX「カレー細胞」:@hm_currycell

⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。
にほんブログ村 グルメブログ カレーへ



関連ランキング:カレー | 北松本駅

関連記事
スポンサーサイト



                         
                                  

コメント

非公開コメント