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2024/03/30

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松本民の絶対的ソウルフードをビュッフェで。『メーヤウ桐店』(松本)

category - カレー&スパイス・長野県
2024/ 03/ 30
                 
いま、カレーシーンが激アツな松本ですが、松本のカレー文化を知るうえでまず初めに行くべきはやはり『松本メーヤウ』。
松本で知らない人はいないほどのソウルフードで、ここまで地元で熱狂的支持を集めるカレー店は全国を探してもないのでは?
と思えるほどのレジェンドです。

東京・信濃町『メーヤウ』から連なるルーツ。
早稲田学生のソウルフード『早稲田メーヤウ』とはいわば双子のような関係にあります。

信濃町『メーヤウ』の創業が1983年。
2年後の1985年頃に『メーヤウ 虎ノ門店』オープン。
タイカレー専門の信濃町『メーヤウ』に対し、激辛のインドカレー等のメニューを導入したのはこの虎ノ門店だそう。
そしてこちらのオーナーシェフであった猿田氏は信州出身。
色々な経緯は割愛しますが、早稲田・松本の両メーヤウはここから分岐したということのようです。

(『松本メーヤウ』が『早稲田メーヤウ』の暖簾分けという情報もありますが、必ずしも正確ではありませんのでご注意を。なお、かつての『早稲田メーヤウ』はすでに閉店。現『早稲田メーヤウ』はそのファンの方がクラウドファンディングによって復活させたお店になります。)

現在『松本メーヤウ』の直営店は『信大前店』『桐店』の2店舗。
(『信大前店』の記事はこちら
その他、FC店である『松本駅前店』が存在します。

『信大前店』『桐店』のどちらかが本店ということはなく、『信大前店』の前身である追分店が最初の店舗だったのが後に数百メートル先の場所に移転し『信大前店』となったため、現存する店舗としては『桐店』が一番古いということになっています。

『信大前店』と『桐店』はカレーの提供スタイルがそれぞれ異なるため、メーヤウファンはうまく使い分けている様子ですが、それは後ほど。

今回は地図上の位置関係から地元で「上メー」(うえめー)と呼ばれる『信大前店』に対し「下メ―」(しためー)と呼ばれる『桐店』に訪問してみましょう。

『エスニックカリー メーヤウ 桐店』

歴史を刻む、木彫りの看板。


入口にはこの日提供されるカレーのラインナップが。

そう、実はこちら『桐店』でのカレー提供はなんとビュッフェ方式。(1650円)
そのラインナップは日によって変わり、オーダー制の『信大前店』にないメニューもあれこれ登場するんです。

なお、有難い通し営業ですよ。

さらに面白いのは、最初からカレー専門店の『信大前店』に対し『桐店』はオープン当初「タイ料理店」だったということ。


今でもその名残としてメニューにトムヤムクンがあったり、テーブルに鍋の設備があったりするんです。


『松本メーヤウ』のシグニチャーといえばやはり定番の「グリーンカリー」「チキンカリー」「ポークカリー」。


タイとは異なる独自チューニングの「グリーンカリー」は初めて食べると驚くこと間違いなし。
ココナッツミルク控えめの旨味重視で、思い出したらまた食べたくなる常習性があるんです。

「チキンカリー」はお馴染み、インパクト大の激辛仕様。
この洗礼を浴びた信大生たちが後に「辛さを求める人生」を歩んでしまうという、まさに禁断のソウルフード。
このあたりは早稲田と同様ですね。

一方の「ポークカリー」はスリランカ風を謳っているバランス型。
何度もメーヤウに通っている方は次第にこれがお気に入りになっていくという。
「チキンカリー」が『デリー』の「カシミール」だとすれば「ポークカリー」は「コルマ」にあたる感じでしょうか。

そして『桐店』のお楽しみはローテーションする特別カリー。
中でも「お!」と思ったのは「カントリーカリー」。

つまりはタイ東北の「ゲーンパー」なのですが、実は東京・駒沢大学『ピキヌー』でもこの名前で提供しているんですよね。
『ピキヌー』の山口さんといえばかつて『早稲田メーヤウ』初代店長を務めていた方。両メーヤウの同じルーツが実感できます。

もっともこちら松本のカントリーカレーはベースの部分から製法をリニューアルしているため、こちら桐店だけのオリジナル。
『松本メーヤウ』の全カレーで唯一のベジメニューでもあります。
ベジだけど、結構辛いっすよ。


『桐店』ならではの楽しみといえば、複数のカレーを混ぜ合わせて新しい味を見つけること。
常連さんたちのオススメは激辛の「チキンカリー」に甘い「パイナップルカリー」を混ぜるというもの。
「パイナップルカリー」登場の日に遭遇したら是非試してくださいませ。


実は毎冬実施されている『松本カリーラリー』の旗振り役もこの『松本メーヤウ』の小山さん。
「カレーラリー」じゃなく「カリーラリー」という点にも、松本の街でのメーヤウの存在の大きさを感じます。

松本に行ったらまず『松本メーヤウ』へ。
そして、松本出身の人に会ったら『松本メーヤウ』の話題を振ってみてください。
予想外に盛り上がりますよ。

第9回松本カリーラリー
2024年2月17日~3月31日まで開催!

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