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2023/09/15

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南インド料理の名店、大門に降臨。『アーンドラ・ダイニング 大門』(大門)

category - [新橋,汐留,浜松町]
2023/ 09/ 15
                 
御徒町『アーンドラキッチン』、銀座・渋谷『アーンドラ・ダイニング』など、多彩な南インド料理を東京に紹介し続けるアーンドラグループが大門に新店をオープン。

場所は大門駅A5出口のすぐ斜め向かい「GEMS大門」。

この「GEMS」最近あちこちに増えていますが、ほぼ必ずアジア系のお店を入れていて有難い限り。

お店はその4階になります。

『アーンドラ・ダイニング 大門』

エレベーターを降りるとそこはもう店内。
レイアウトは渋谷の『アーンドラ・ダイニング』とほとんど同じで、サイズを一回り小さくした感じ。

おや・・・厨房に見慣れた顔が?

やっぱりそうでした。
アーンドラグループが誇るラマナイヤシェフと並ぶエース格、ラジャさんがここにいました。

このラジャさん、私が初めて「ちゃんと」南インド料理を食べた中目黒『シリバラジ』の当時のシェフ。
その後『ヴェジハーブサーガ』の超グルメオーナーによるシェフ100人オーディションに勝ち残り初代シェフに就任。
さらに『アーンドラキッチン』が銀座に支店を出す際引き抜かれ、御徒町本店を任された凄腕!
その後『アーンドラ・ダイニング渋谷』の立ち上げを経て、再び御徒町の本店へ。

そして今、大門店の立ち上げも任せられているという、まさに厨房の最強魔神なんです。

席に着くや否やお互い目が合いニッコリ。
初訪問の新店なのにホーム感が凄いです。
これは安心してオーダーできるぞ。


★アサヒスーパードライ ¥520

ラジャさんが凄いのは料理の引き出しの多さ。
実はタミル料理が得意なのだけれども、『アーンドラ・ダイニング』ならではのアーンドラ・プラデーシュ料理、ケララ料理からインド中華まで、何を作っても一味違う美味しさ。

基本味強めで華やかなのだけども、やりすぎず重くないという持ち味なんです。
つまり、お酒が進む南インド料理ってわけ。

そして、ラジャさんがいる店は間違いなく、ドーサが抜群に美味いということも忘れてはいけません。

★マイソール・マサラ・ドーサ ¥1450

この日はまだタンドール窯設備が準備中とのことで、タンドール窯を用いない料理でオーダー。


★アーンドラ・マトン・ヴェプドゥ ¥1690

ココナッツとカレーリーフを用いた、いわば羊のドライカレー。
羊羊羊の旨味が凄いです。
とにかく、羊の旨味でお酒を飲むためのメニュー。
羊好きならマスト。


★アーンドラ・スペシャル・チャパティ ¥490

単なるチャパティ・・・と思いきや、ここのチャパティはめちゃくちゃ美味い。
これだけでお代わりできるし、あぁ、バニラアイス乗せて食べたい・・・


さて、メインの料理がやってきましたよ。


★チキン・ストゥー ¥1550

南インド・ケララ州で食される、いわゆる「ケララチキンシチュー」。
シチューと言ってもスパイシーで、日本人からしたら完全にカレーなんです。


★ラハジマンドリー・チキン・プラウ ¥1850

「プラウ」と称していますが、肉たっぷり米に味たっぷりで、実質ほぼ完全なる「ビリヤニ」です。
(プラウとビリヤニの差分については色々な人が色々な説を唱えているのでここでは割愛)

「ラハジマンドリー」(Rajahmundry:「ラージャムンドリ」「ラージャマヘーンドラヴァラム」とも)とはアーンドラ・プラデーシュ州の都市名。南インドでビリヤニの聖地と言われる「ハイデラバード」とはまた違った米料理のローカリティーがあるのでしょうか。バスマティ米一粒一粒に鶏肉の旨味たっぷりの油が纏っていて堪りません。
先ほどの「チキン・ストゥー」をかけて食べるのもなかなか刺激的でしたよ。

こんな名店がここにあると知レバ皆来るはずなのだけど。
路面店と違って認知が広がるのにはちょっと時間がかかっているのかも知れません。
最近はTwitterもXに変わって告知の拡散が難しくなりましたし・・・

ぜひ繁盛して定着して欲しいものです。

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