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2010/04/21

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「インド料理 想いの木」(神楽坂)

category - [中央線 四谷~水道橋]
2010/ 04/ 21
                 
ちょっと前の話ですが、
こすけさんと神楽坂「想いの木」へ行ってきました。
カレー細胞 -The Curry Cell- by ropefish
この店の前身は新橋演舞場の近くにあった「CaliCari」。
そちらにいた鬼丸さん(名前から想像もつかないほど穏やかな物腰の方!)が、
心機一転、自分のありったけの想いをこめて2010年2月1日にオープンしたお店、
それがこの「想いの木」なのです。

カレー細胞 -The Curry Cell- by ropefish
二回へと続く小さな階段を上ると、
カレー細胞 -The Curry Cell- by ropefish
凛とした木製の扉。

そしてその奥には・・・
$カレー細胞 -The Curry Cell- by ropefish
料亭かと見まごう落ち着きの空間が広がっています。

天井には木の梁。

店名の由来はまさにこの「想いをこめた木造り」の空間。

メニューを開くと食べてみたい料理がいっぱい。
しかし決して安い店ではないので、
一品一品吟味しながらの注文です。

カレー細胞 -The Curry Cell- by ropefish
ラッサム ¥800
南インドのトマト風味スープ。
ぬくもりのある陶器に入っているのが新鮮です。
いわば南インドの味噌汁に当たるラッサムが、
一杯800円とは如何なものかと思っていたのですが、
成る程、流石に美味しいですね。

南インドの代表料理もありました。
カレー細胞 -The Curry Cell- by ropefish
マサラドーサ ¥1360
言わばスパイスで味付けしたジャガイモ入りクレープ焼。
旨い旨い。

こういった落ち着いた照明の下でドーサを食べるのは初めてかも。
南インド料理店って大抵明るいですからね。

カレー細胞 -The Curry Cell- by ropefish
梅山豚(メイシャントン)のスペアリブ ハーフサイズ ¥800
シェフが絶対の自信をもってお勧めする最高級豚のスペアリブだそうで、
これは食べておきたかった。
価格的にはハーフサイズでいっぱいいっぱいですが(笑)

噛むとジュッと肉汁が染み出してとてもジューシー。
肉汁&油がこんなに美味しいとは。
しかも胃もたれしそうな感じは全くなく、
口の中でとろけるよう。
素材が良いからですね!

カレー細胞 -The Curry Cell- by ropefish
大地の恵みカリー ¥1580
こちらのお店の代表作といっていいカレー。
鬼丸オーナーの実家である筑後平野産自家製野菜と、
築地市場で仕入れたオニオンベースの野菜カレーです。
野菜好きにはたまらないカレーでしょう。

カレー細胞 -The Curry Cell- by ropefish
マトンカリー ¥1300
マトン入りオニオンベースカリー。
ノンベジもなかなか美味しい。
これら2種のカレーはどちらかというと北インド風。
しかし素材の旨みを活かした手作り感たっぷりのカレーたちです。

カレー細胞 -The Curry Cell- by ropefish
サフランライス ¥420
こちらもオーナーの自家製「ひのひかり」に玄米を加えたヘルシーライス。

カレー細胞 -The Curry Cell- by ropefish
ナン ¥420
表面パリッと焼けたタイプ。

一品一品が手を抜くことなく丁寧に作られていることがよく分かります。
厨房にはインド人のシェフたちがテキパキとした動きで料理を作っていますが、
やはりオーナーの「想い」をみんなで共有しているのでしょうか。

カレー細胞 -The Curry Cell- by ropefish
マサラチャイ ¥530

食事が一段落した頃、
二人とも明らかにコアなカレーブロガーだと気づいた鬼丸オーナーが話しかけてきました。

休みの日はインド人のシェフたちとカレー屋を回ったりもしているのだそう。
我々に、どこのカレー屋が美味しいか、など非常に熱心にヒアリングをし、
丁寧にメモをとっていました。

「こだわりの店」と呼ばれる店のオーナーには二種類いて、
一つは自分の味に迷いが出ないよう、他店の料理を食べないようにするタイプ。
そしてもう一つは、好奇心旺盛にいろんな店を食べ歩いて研究するタイプ。

私が好きな店のオーナーは大抵後者であるような気がします。

やはり人間、
常に新鮮な驚きや発見がないと日々衰えていくものですから、
いくら腕が良くてもマンネリに陥ってしまうと、
気づかないうちに味も落ちていくものなのだと思います。

カレー細胞 -The Curry Cell- by ropefish
この「想いの木」の鬼丸オーナーは間違いなく後者のタイプ。

これからも新しい発見と驚きのある料理を繰り出してくれるに違いません。


⇒公式HP

インド料理 想いの木
東京都新宿区神楽坂5-22 KS神楽坂2F
TEL:03-3235-4277
営業時間:11:30~15:30(L.O.15:00) 18:00~22:30(L.O.22:00)
定休日:夏季・年末年始


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インド料理 想いの木 (インド料理 / 牛込神楽坂、神楽坂、飯田橋)
★★★★ 4.0


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コメント

非公開コメント
        

14. 無題
>白さん
モチモチでもカリカリでも焼きたてが良いですよね。
冷たいナンは美味しくないです。
13. 無題
今晩は (^^)

今回もナンが出てました。携帯の画面をアップにしましたよ(^^)

もっちりも良いですが、カリカリも良いですね…
熱々のが食べたいです。

日々研究…
どの職種にもあてはまりますね。
12. 無題
>聖流さん
「京料理のごときインド料理」とでも言いましょうか。
たまに和食と間違えて入店する客もいるそうです。
11. 無題
>こすけさん
随分タイムラグ出来たけど、美味しかったですね!
記事あげ楽しみにしています。
10. 無題
>taizoさん
ドーサやビリヤニがあったので聞いてみたら、南インドのシェフが加入したようです。
9. 無題
器が和っぽくて素敵ですね。

行ってみたいかも!
8. ご一緒していただきありがとうございました。
とても美味しかったですね。
また一緒に行きましょう!

というか、僕もまだ記事アップできていません。w
早く記事上げないとですね!
7. 無題
印象としてコックはネパーリーだった感じなんですが移転して体制もかわったんですかね
6. 無題
>しはいにんさん
ランチは少し手軽なのかな?
その辺はwoodsさんに聞いてください!
5. 無題
>うかれポンチ酒蔵。さん
カリカリないんです。
カリカリと違って思いの木はランチバイキングはやらないポリシーだそうです。
4. 無題
>Tak@.さん
私もたまにありますよ。
下書き保存のまま消えていったお店…
3. ボクも
後者の方が好きです☆

野菜のカレーだけでも食べてみたい!
価格的にそれでいっぱいいっぱいです(笑)
2. あう~。
caricariもうないのか~。
想いの木は気になっていたのです。
今度行ってみます!
1. てことは、、、
CaliCariはもう無いって事ですね?

レビュー書き漏れ店の一つ。。。w