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2022/11/28

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エッジの効いたスパイス使い。名古屋スパイス呑み最前線。『バー カナタ』(東別院)

category - カレー&スパイス・愛知県
2022/ 11/ 28
                 
総じて保守的と言われる名古屋の地ですが、エッジが効いた店が無いわけではありません。
いや、むしろ尖っている店の尖り方はかなりのもの。
ただしそのような「知る人ぞ知る」名店は、「知らない人は知らない」ことがほとんど。
「知る人」である熱狂的なファン層と、「知らない人」である一般層との間のギャップが大きいのが現在の名古屋の状況だと感じます。

人口の大多数を占める名古屋の保守層に見られる顕著な特徴は「知らないものには手を出さない」ということ。
「知らない」ものを、どう「知っている」状態に持っていくか。
そこのしたたかな戦略が必要ではありつつ、逆にいえば大きな可能性を秘めた土地であるともいえます。

例えばこちらのお店などは、ハイレベルなエッジを効かせつつ、一般層への架け橋にもなり得るポテンシャルを秘めているのではないでしょうか。


『バー カナタ』(bar ka na ta)

名古屋のコアなカレー好きスパイス好きに高確率で勧められるのがこちら。
店名に「bar」とあることから、カウンターのみの小さなお店をイメージしてしまいますが、実はそうではありません。

テーブル席も席間広く、路面店ならではの開放感も。


奥のカウンター席はエルゴノミクスチェアでこれまた居心地良さそうですね。

店主の山田諭さんは名古屋出身。
東京でアパレルブランド「カナタ」に携わりながら多国籍バルで勤務。
帰郷し2017年『バーカナタ』をオープンしました。

昼はいわゆるスパイスカレースタイル。
夜は酒の肴になるオリジナルスパイス料理がずらり。
今回はスパイス呑み狙いの夜訪問です。


★生ビール(エーデルピルス)ジョッキ ¥650

サッポロのひとつ上のビール。仕事終わりの一杯は最高!


★アチャール3種盛(カキ、カツオ、豚ガツ)¥600

いずれも明確にエッジを効かせたスパイス使い。
特にクローブをガン!と尖らせた豚ガツは目が覚めるよう。

名古屋めしだってあります。

★スパイスどて煮 ¥500

甘さの要素が強いことが多い名古屋めし。
こちらはどて煮の甘さ要素をスパイスの香りに置き換えた至福の一品。
これからは「どて煮の旨い店教えて」と訊かれたらここを薦めることにします。


★讃岐くらうでぃ ¥500

スパイスに合う超にごり日本酒。
ソーダ割でいただいたらもう、ほぼアジアンなサル酒です。


★マトンのひと口ぎょうざ ¥600

肉汁を落としギュッと詰まった羊肉の旨味が中東のマントゥを感じさせますが、皮はパリッと。
つけダレがミントとスパイスでだいぶ面白いことになっています。


★サイゴンバイガープレミアム ¥1000

ジュニパーベリーのほか、サイゴンシナモン、仏手柑、グリーン&ブラックカルダモン、レモングラス、ドラゴンフルーツなどを用いた、暑いベトナムをしっかり感じるボタニカル構成。
トニック割でいただきました。

さて、メニューには

★カナタのダルキーマ ¥800

日々入れ変わるカレーラインナップの中で固定された定番がこちら。肉の旨みに加え出汁の旨みを感じる和印スタイル。食べ飽きません。


★ナンプラーバターチキンカレー ¥1000

バターチキンにナンプラーを入れると、なるほどこういう味に仕上がるのか。
甘さのないアダルトなバターチキンカレーです。
もちろん酒に合います。


どの料理もベースとなる料理や食材に対し、明確な意志を持った尖らせ方でアレンジ。

スパイス好き、カレー好き、お酒好きが集うこの空間から名古屋独自のカレーカルチャーシーンが生まれてくるのでは?
そんな期待と予感が湧いてくるのでした。


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