ここ数日は冴えまくっています。
この夜もドンピシャのアタリを引き当てました。
何年振りかの三軒茶屋に降りたった途端、「いや、どうせなら久々世田谷線に乗ってみよう」そう思い、小雨の中ガタゴトガタゴト。
インスタで何やら気になるお店を見つけました。
よし、行ってみよう。
松陰神社前駅で下車、商店街を南側に抜けます。
あぁ、かつてこの近くに『吉葉』ってカレー屋あったよなぁ・・・いい店だったよなぁ。

『すみさわ』というお店の脇にある階段を登ると、そのお店はありました。

『SPICE TARO』
入口はほぼマンションのそれ。
完全なる隠れ家ですね。

店内はシックなカウンターBAR・・・のように見えて奥には立派な厨房が。
れっきとした「スパイス料理店」です。


カウンターにはジンをはじめ様々なクセある酒が並び、ワクワクしてしまいますめ。

★オレンジビール ¥1000
カレーメニューはチキン、キーマ、2種盛りとシンプルなラインナップ。
ですがお店のインスタには日替わりカレーが告知されており、遡ると結構実験的なことをやっている。
パイコー担々Curryとか、チャイCurryとか、納豆山椒Curryとか、あれやこれや。
そしてこの日インスタにあがっていた限定カレーがこちら。

★ブルーチーズチキンCurry ¥1800
お店のメニューには書いていませんでしたが、インスタ見たといえばオーダー可能。
山羊乳のブルーチーズのカレーってのは了解していたんですが、そのボリュームたるや!
トロリとろけてライスと絡んだブルーチーズの上にさらに硬さを保ったブルーチーズがドン。
ダブル仕立てで来るとは思わなんだ。

酒飲みとしては嬉しすぎます。
カレー自体は結構クローブ&カルダモンが効いて辛口。
これでデフォルトっていうのだから、なかなかの攻めっぷりです。
具材として立派なチキン、しかもいい感じに味がなじんだ状態で入っており、これだけでも充分酒が進む美味さになっています。

そこにトロトロ&ハードなブルーチーズがオンされているんですから、これほど酒飲みに特化したカレーはなかなかありません。
ちょっとこれ、良すぎるな。

★スパイス焼肉(ハーフ・ライス抜き)
こちらお店の一番人気という焼肉。
ライスとセットで食事にもなりますが、この日はおつまみサイズで。
スパイス仕立てのしょうが焼きって感じのテイストで、そりゃあ美味いわ。

★スーズ
私が大好きな薬酒もありました。
あのサルバドール・ダリも愛した変態テイスト。
草むらで思いっきり転んだとき口の中に入った芝生の味がします。
ソーダ割りがオススメ。


★信州アブサン
こりゃあ珍しいですよ。
最初苦くて後から甘くなるレイヤー感がたまらなく贅沢です。

お通しはコリアンダーポテトチップス。
一つ一つのお酒やフード、そして店内を彩る要素がいちいちストライクゾーンにハマってきます。
ホントに居心地いい。
さらにツボったのは『SPICE TARO』という店名ながら、店主は太郎でもなんでもないというとこ。
どうやら彼、漫☆画太郎ファンらしいのですよね・・・・
オープンは2021年11月。
過去にスペシャルで出したメニューも見せてくれました。

伸びしろと好奇心しか感じない、素敵なお店です。
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