
さらに商店街を端まで歩けば、風情ある店名のお店が。

『明り富士』
ネパール人によるインド料理店、いわゆるインネパ店にカテゴライズされるお店ですが、内装もメニューもかなり飲み屋寄り。

世界のビールやワイン(インドワインもあります)だけでなく、焼酎も充実。帰り道にあったら確実に立ち寄ってしまう雰囲気です。

★生カールスバグビール ¥399
中ジョッキでこれは安い!
かつては¥299だったそうで、値上げしても充分な安さです。

★ア。フ。ナン ¥500
たっぷりのチーズにドライフルーツやハーブを加え詰め込んた不思議なナン。

兎に角!チーズの量が半端ではない!
たっぷりを通り越し、凄いを通り越し、狂おしいほど。
量だけでなくクオリティも抜群。
チーズの塩味にレーズンの甘みが加わり、絶対ワインに合う味に。
ナン生地自体も炭焼きピザのように香ばしく、分厚いのに変な重さもなく、実に素晴らしいものでした。
結局なにが「あ。」でなにが「ふ。」だったのか不明でしたが、アッツアツで提供されたので最初口にした際、「あふ!」と言ってしまったのも事実です。

★ネパール酒(ラクシ)¥450
ネパールで人気のヒエ焼酎。水割りでお願いしたら濃いめで提供、薄めるための氷水を添えてくれました。飲み屋として完璧ですよね。
さて、締めのカレーはどうしようか。
これに決まりでしょう。

かつて私『インネパ店ではスープカレーを狙え』という記事を書いたことがあります。
タンドリーチキンやナン、バターチキンといった(日本では)定番のインド料理に比べ圧倒的に一般知名度が低いネパール料理。けれども自分達が好きなネパールの味をなんとか提供したい。そこでインネパ店ではメニューでインドのカレーの下にそっと「スープカレー」という表現でネパールカレーを入れていることがあるんです。
こちらのメニューにもしっかり「スープカレー」という表現が。間違いない。

★焦がしチキンカレー ¥980
ネパールのカレーに合わせるのはナンじゃなくライス。けれどこの時点でお腹も満たされかけているし、何より酒と合わせたい。ライス抜きでいきました。選べる辛さは辛口で。

いやはや、これが大当たりでした。
メニューには「ガーリックと生姜を焦がして作った」とありますが、加えて玉ねぎの焦がし味も。
ビシッとした辛さと仄かな苦さ、あとからやってくる甘み。美味い!
具材のチキンも立派で、引き締まった食感でした。
たくさんあるメニューバリエーションから気になったものをチョイスしただけではありますが、今回いただいたものは全て当たり。
めっちゃ良いスパイス呑み処ではありませんか。
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