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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

銀座で美味しい薬膳カレーと楽しい薬酒。『薬膳Dining&Bar 銀座しんのう』(東銀座)

東銀座の路地、気になっていたお店。

『薬膳Dining&Bar 銀座しんのう』

2020年オープン。

最近また、外食で薬膳というコトバを聞くことが増えてきたように思えます。
コロナのこともあり、外食や外飲みに罪悪感を覚える人も増えてきた今日このごろ、
「健康にいい」という理由を欲する人が増えてきたのかもしれません。

一番よく見るのは「薬膳鍋」ですが、「薬膳カレー」だって増えてきました。
けれど、その実態はまちまち。
「スパイスって薬膳だよね」とライトなノリで薬膳を謳う店もあれば、
中医学やアーユルヴェーダに基づき、気候や体質、コンディションに合わせた食事を提案する、真の「薬膳」カレーだってあります。

こちら「銀座しんのう」は後者も後者。
なんてったってオーナーシェフの三上康介さんは2009年、
「国際養生料理コンテスト」で最優秀料理人に選出され、日本人初の「世界美食薬膳名師」となった方。
中医学をはじめとした薬膳ノウハウでアジア各国の料理をアレンジ、美味しく仕上げて提供しているんです。

さらに弟の三上隼平さんは薬膳コーディネーターとして薬酒を担当。
お客さんのコンディションにあわせた漢方やスパイスの調合を提案する、一風変わったバーテンダーとしてお店に立っています。


壁にはでっかく「神農」の文字。
医薬をつかさどる、古代中国の神様の名です。


ご兄弟は盛岡出身。
だからメニューには「じゃじゃ麺」もあったりするんです。


効能について詳しく書かれたメニューは、見ているだけで楽しいもの。
西洋と東洋それぞれの謂れについて書かれているあたり、とても勉強になります。
さて・・・


★薬酒:紫根(シコン) ¥890
★真珠粉 +¥100


「美肌」でチューニングしてみました。
スキンケアにアンチエイジング。
紫根は草の苦味あり、その苦味を楽しむためソーダ割りにしたら、私の好きな「スーズ」のような味わい。

さらに真珠の粉をオプションで混ぜてみたら、白く濁ったような色に。
真珠粉自体は味も香りもありませんが、クレオパトラや楊貴妃も愛飲していたのだとか。


★チーズキーマカレー ¥1650

定番の薬膳キーマに特製モルネーソース(ペシャメルチーズソース)をかけリッチに仕上げた一皿。
キーマには約25種類の生薬とスパイスを調合して使用。
砂糖を用いず、甘草で甘みを加えるなど、効能と美味しさの両面から構築されています。

お米はご兄弟の故郷盛岡の「ひとめぼれ」。
その中でも希少な特別栽培米を使用するこだわりっぷり。

ご飯の周囲を彩る緑はほうれん草のヴィシソワーズです。
キーマを崩して、ヴィシソワーズと混ぜるのも楽しみのひとつ。
大阪「スパイスカレー43」のポタージュキーマのようでもあります。

薬膳という付加価値抜きにしても、かなり美味しいですね。

カレーの他にもバクテー、参鶏湯、ルンダン、タンドリーチキンなど、アジアのスパイス料理や薬膳料理がラインナップ。
それぞれに用いるスパイスや生薬の薬効が記されています。

それと、じゃじゃ麺(笑)



見渡せば、お酒のバリエーションは実に多彩。
漬け込み系はフルーツからヘビまで。
カイコの糞のお茶、なんて珍品もあるようですよ。

せっかくなのでもう一杯行きましょう。

★エナジーテキーラ ¥890

高麗人参、エゾウコギ、ウコン・・・テキーラに様々な「根」を漬け込んだ一杯。
ジンジャーエールで割ってテキーラバックにて。

甘さでぐいぐい行けちゃいます。
締めのお酒として最高ですね。

訪問して思ったのは、薬膳やスパイスの効能をテーマにすると、事前に対話が生まれるってこと。
自身のコンディションについて考える機会にもなるし。薬膳自体の効能はもちろんのこと、これってココロの健康にも良いことだと思ったのでした。


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