地域に愛されるお蕎麦屋さん。


『有楽庵』
地元では「出前が早い」ことで有名なお店ですが、実は1937年(昭和12年)創業の超老舗。
お蕎麦以外に中華料理もあって、地域の憩いの場となっています。
店内は50席と広々。奥にはお座敷もあります。
用いるそば粉の産地は収穫の時期によって北海道から福井県まで4、5カ所に変わるそう。

本日の産地は『手打ち 栃木県真岡市産 常陸秋そば』でした。

★カレーせいろ ¥1000
カレー南蛮ならあちこちで見ますがカレーせいろは何気に珍しい。
この日は食事に割ける時間が30分ほどと短かったため、慌てて食べて舌を火傷する可能性のあるカレー南蛮は黄信号。
これがあって良かった!!

カレー汁はサラサラで鰹出汁が強く効いた和カレータイプ。

弾力と伸びがある麺をカレー汁につけていただきます。

あら、カレーの絡み方も端正だ。
綺麗ですね。綺麗なのど越しと、出汁の旨味。
いい意味でクセのない、安定したクオリティを堪能しました。
店員さんはホール、厨房あわせ4,5人ほど。
お客の来店、退店ごとに「いらっしゃいませ!」「ありがとうございました!」の朗らかな声かけ。
コロナ後は静かになりがちな飲食店ですが、やはりこういう挨拶は気持ち良いものです。
そこはいくら「新しい生活様式」とかなんとか言ったって、不変なのです。
カレー細胞 初の単著「ニッポンカレーカルチャーガイド」
ご購入はこちらから
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
●「カレー細胞」Facebookページ
https://www.facebook.com/CurryCell
●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell
⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。



関連ランキング:そば(蕎麦) | 九品仏駅、尾山台駅、自由が丘駅
- 関連記事
-
- 代々木八幡からやってきた、仕立ての良いカレー屋さん。『カレーサファリ』(武蔵小山) (2022/10/18)
- 創業80年越え、町の老舗でカレーせいろ。『有楽庵』(九品仏) (2022/06/29)
- 只者ではないモーラム酒店の只者ではない2号店。『タイ東北 小料理 タイバーン酒店』(自由が丘) (2022/06/12)