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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

カウンタースタイルでいただくビリヤニと激辛カレー、そこに潜む薫りの記憶。『デビルカレー』(北千住)

北千住の名店『タンブリン カレー&バー』。
2号店の『ビリヤニ食堂』に続く3号店がこちら。

『デビルカレー』

北千住駅西口徒歩1分の好立地。
北千住が誇る西口飲み屋街のまっただ中にあります。

こちらカウンタースタイルのカレー店なのですが、
この夜はビリヤニの提供していました。

もちろんお酒も。
いわばカレー&ビリヤニBARといったところです。


バイオレットカラーのオトナっぽい内装。
この感じ、空気感、どこかで。


★タージマハル ¥700

インドでは御馴染み甘いラガー。
仄かな蜂蜜の甘さ、と表現されていました。


★ビリヤニ&お好みのカレー ¥1300

せっかくなのでビリヤニとカレーのセットを逃す理由はありません。
バーカウンターでこれは気分が上がります。


カレーは極辛口の「デビルチキンカレー」を選択。

具材は鶏胸肉とジャガイモ。
「デビル」を謳うだけあってしっかりした辛さが押し寄せてきます。
『デリー』や『ボンベイ』のカシミールに近い感じかな?
けれど味自体の方向性は幾分違って、チリの辛さよりも旨みと香ばしさが魅惑的です。
聞けば4、5日の熟成を経て出る奥行きとのこと。

そしてこのカレーを食べた時点で、「ん?」という心持ちはさらにUP。
お店の雰囲気、カレーの味の着地、今はなきあの店舗を否応なしに思い出させてくれます・・・


ビリヤニはノンベジカレーと組み合わせる想定でのベジ仕様。
パラッとタイプで辛いカレーに合うのはもちろん、ビールにも良く合います。
なんて贅沢な・・・


★セイロンアラック コーラ割

スリランカの椰子から作る蒸留酒「アラック」。
良く見かける「メンディス」のアラックではなく、高級な「セイロンアラック」を置いていました。
コーラを別添えで提供していただいたので、まずはアラック自体の味を。
クリアかつ深みある、気品に満ちたアラックです。
そしてレモン、コーラを「少し」足していただく。
ブワッと華やかな香りが解放されます。
あとは混ぜすぎず、コーラとアラックを交互にいただくのが吉。

一息ついたところでシェフに話しかけてみました。
「柏ボンベイの西口店みたいですね」

すると、ビックリの解答。
実はこのシェフ、今はなき「柏ボンベイ西口店」立ち上げ時のシェフご本人だったんですね。
面白いもんです。
カレーって、同じレシピでも作り手のセンスや感覚が仕上がりに出るもの。
柏ボンベイの中でも特に西口店で感じた香り、いや、薫りの記憶がここのカレーを食べて蘇ってきたんですから。
もちろん、ボンベイのカレーとこの「デビルカレー」のカレーは別のカレー。
なのに作り手が同じってだけで。

まさにレシピは脚本、調理は演出。
その映画を見て、監督の個性が出るのと同じ理屈ですね。

それにこのお店全体の大人っぽい雰囲気もかつての「西口店」を彷彿とさせていたんです。

あ、そうこうしているうちに、次のビリヤニが焚きあがりましたよ。

確かなクオリティの新しいカレー店『デビルカレー』、オススメです。



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