
『カリーショップくじら 阿佐ヶ谷』
2021年8月17日オープン。
駅から近い場所ながら、商店街から脇道にウネッと入った場所でポツンと営業。
知らなきゃ絶対見つけられない立地です。
高円寺ではいち早くカレーバル形式でお酒とカレーをマッチングできるよう提案したり、スピンオフ店の『豆くじら』を間借りカレーの場所として提供したりと、時代の空気を読んだ展開をしてきた『くじら』。
コロナ下での新店オープンはむしろイートインよりテイクアウト&デリバリー厨房としての意味合いが強いのではないでしょうか。
実際、イートイン席はカウンター6席のみ。
ふらりと発見されにくい立地も、デリバリーでは全く問題になりませんから。
ただ、コンパクトながら『くじら』のスピリットはしっかり継承。

アルコールとのセットがお得になっていたりするんです。
ただこの日はまだ後ろに用事があったのでカレーだけをいただきました。

★2種盛(ポークビンダルー+牛キーマカリー)¥1200
ライスの壁に隔たられた2つのカレー。

インドのゴア名物、ビネガーを用いたカレーとして知られるビンダルーですが、中でもこの『くじら』のビンダルーの酸味は凄い。
ビンダルーがビンダルーたる所以を強調した、強烈なビネガー風味。おそらく東京一酸っぱいビンダルーではないでしょうか。
これはやはりワインに合わせたいですね。
もう一方の牛キーマは粗挽きで肉感たっぷり。
さらに刻みレンコンも入って食感が楽しい仕上がりです。こちらは辛さ自体はかなり控えめ。

卓上の花椒をキーマにかけたらいい感じになりましたよ。
実はこの『カリーショップくじら』、阿佐ヶ谷店と同じ日に久我山にも支店オープン。
杉並区全域にデリバリー対応できる勢いです。
並じゃない杉並ですね。
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