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久米川で超本格派のバンコク家庭料理。『メースィールアン』(久米川)
category - [西東京市,東久留米,東村山]
2022/
05/
06東京都東村山市、久米川駅前。
こんなに栄えているとは思いもよりませんでした。
駅前商店街から脇道へ入ったあたりに気になるタイ料理店を発見。

『メースィールアン』
はて?どこかで聞いたような店名。
後で調べるとこちら、田無にあったタイ料理の人気店『メースィールーアン』の2号店だったようです。
田無のお店は現在『バンコックチリ』と看板を変更、『メースィールーアン』はこの久米川だけになっています。

お店のコンセプトは「バンコクの家庭料理」。
タイ人のママさんが厨房を切り盛りしています。
分厚いメニューを開くと、あらビックリ。
都心でもなかなかいただけないような料理もたくさんあってワクワクします。
料理名表記はタイ語の読みをカタカナ表記したものが多く、例えばラープ・ムーは「ラムー」と表記(菊池桃子)。
そういや田無もそうだった。
まずはお疲れチャーン。

★チャーンビール ¥630
暖かい日に最高ですね。
料理をオーダーすると卓上調味料セット「クルワンプルーン」がスッとやってくるのもポイント高。

日本のお店だと置いてなかったり、言わなきゃ出てこないお店も多いのですが、これで自分なりに調味、味変を楽しむのもタイ料理の醍醐味。
タイの食文化を伝える上で欠かせないアイテムなんです。

★ナムトコームーヤーン ¥1360
豚のネック(豚トロ)のナムトック。
ナムトックは元々はイサーン料理で、バイマックルーなどのハーブやカオクワ(煎り米)を合わせた辛口サラダ。
挽肉じゃないラープと思えばほぼほぼ間違いないです。
辛さはオーダー時に確認してくれますが、デフォルトの辛さで。
ビシッとした味付けでめちゃビールが進みます!

★カウクッ・ガピー ¥1380
これ!日本じゃなかなか出会えないやつ!
「カオクルック・ガピ」とも表記される、いわば「発酵エビ味噌チャーハン」です。
一般的にタイのエビ味噌と言われる「ガピ」、実際にはオキアミの塩漬けを発酵させた調味料。
慣れないと臭いと感じる人もいますが、発酵食品慣れした方なら、その旨みにハマるはず。

特にこの店のカウクッ・ガピーは炒飯としての仕上がりもバッチリ。
濃厚な旨みと塩味で、まさに酒呑みのための炒飯となっています。
甘く味付けされた豚肉とのコントラストも最高ですね。
さらに卓上のクルワンプルーンからナンブラーをかければ、発酵×発酵の旨みブースト、唐辛子入り酢(プリックナムソム)をかければ爽やかに味変。
ああ、楽しくて旨い。

★メコンコーラ割 ¥630
居酒屋使いも最高なお店ですね。
聞けばこの久米川で13年。
こんなマニアックな料理を出し続けていられる訳を聞いてみたら、なるほどな事実が。
この近くにはヤマザキ製パンの工場があるのですが、ヤマザキは30年前からタイに進出しており、タイの工場の社員が研修でよく久米川に来ていたそう。
そんなタイ人の間で「あそこは本物」と口コミで評判になり、客が客を呼んできたそうです。
現在はコロナでタイ人研修生は減ったけれど、デリバリー需要で一般の客層にも知られる機会が増えたようです。「たくさん持ってかれるから儲からないけどね」とはご主人。
ちょっと遠出してでも行く価値あるお店です。
ぜひ!
カレー細胞 初の単著「ニッポンカレーカルチャーガイド」
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●「カレー細胞」Facebookページ
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●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell
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こんなに栄えているとは思いもよりませんでした。
駅前商店街から脇道へ入ったあたりに気になるタイ料理店を発見。

『メースィールアン』
はて?どこかで聞いたような店名。
後で調べるとこちら、田無にあったタイ料理の人気店『メースィールーアン』の2号店だったようです。
田無のお店は現在『バンコックチリ』と看板を変更、『メースィールーアン』はこの久米川だけになっています。

お店のコンセプトは「バンコクの家庭料理」。
タイ人のママさんが厨房を切り盛りしています。
分厚いメニューを開くと、あらビックリ。
都心でもなかなかいただけないような料理もたくさんあってワクワクします。
料理名表記はタイ語の読みをカタカナ表記したものが多く、例えばラープ・ムーは「ラムー」と表記(菊池桃子)。
そういや田無もそうだった。
まずはお疲れチャーン。

★チャーンビール ¥630
暖かい日に最高ですね。
料理をオーダーすると卓上調味料セット「クルワンプルーン」がスッとやってくるのもポイント高。

日本のお店だと置いてなかったり、言わなきゃ出てこないお店も多いのですが、これで自分なりに調味、味変を楽しむのもタイ料理の醍醐味。
タイの食文化を伝える上で欠かせないアイテムなんです。

★ナムトコームーヤーン ¥1360
豚のネック(豚トロ)のナムトック。
ナムトックは元々はイサーン料理で、バイマックルーなどのハーブやカオクワ(煎り米)を合わせた辛口サラダ。
挽肉じゃないラープと思えばほぼほぼ間違いないです。
辛さはオーダー時に確認してくれますが、デフォルトの辛さで。
ビシッとした味付けでめちゃビールが進みます!

★カウクッ・ガピー ¥1380
これ!日本じゃなかなか出会えないやつ!
「カオクルック・ガピ」とも表記される、いわば「発酵エビ味噌チャーハン」です。
一般的にタイのエビ味噌と言われる「ガピ」、実際にはオキアミの塩漬けを発酵させた調味料。
慣れないと臭いと感じる人もいますが、発酵食品慣れした方なら、その旨みにハマるはず。

特にこの店のカウクッ・ガピーは炒飯としての仕上がりもバッチリ。
濃厚な旨みと塩味で、まさに酒呑みのための炒飯となっています。
甘く味付けされた豚肉とのコントラストも最高ですね。
さらに卓上のクルワンプルーンからナンブラーをかければ、発酵×発酵の旨みブースト、唐辛子入り酢(プリックナムソム)をかければ爽やかに味変。
ああ、楽しくて旨い。

★メコンコーラ割 ¥630
居酒屋使いも最高なお店ですね。
聞けばこの久米川で13年。
こんなマニアックな料理を出し続けていられる訳を聞いてみたら、なるほどな事実が。
この近くにはヤマザキ製パンの工場があるのですが、ヤマザキは30年前からタイに進出しており、タイの工場の社員が研修でよく久米川に来ていたそう。
そんなタイ人の間で「あそこは本物」と口コミで評判になり、客が客を呼んできたそうです。
現在はコロナでタイ人研修生は減ったけれど、デリバリー需要で一般の客層にも知られる機会が増えたようです。「たくさん持ってかれるから儲からないけどね」とはご主人。
ちょっと遠出してでも行く価値あるお店です。
ぜひ!
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