
一見金魚?という感じですが、
立派な錦鯉の仲間。
ヒレナガゴイ(鰭長鯉)
別名:ヒレナガニシキゴイ
学名:Cypirnus carpio var.
最大長:50cm以上
原産地:改良品種
厳密に言えばヒレナガゴイという名は、
インドネシアに生息する鰭が長くなるコイの地域変異、
Cypirnus carpio var.flavipinnis
のことを指します。
生物学者でもある今の天皇陛下が皇太子時代、
このヒレナガゴイを日本のニシキゴイと交配してはどうかと提言、
埼玉の水産試験場にて誕生したのが、ヒレナガニシキゴイだそうです。
現在数百円で流通しているヒレナガゴイは、
このヒレナガニシキゴイの幼魚のことでしょう。
うちのはいわゆるプラチナ体色。

長い鰭をヒラヒラさせて泳ぐ様子はなかなか優雅。
天女のようです。

東南アジアの血を引いているため、
加温したほうがいいという話も聞きますが、
全くそんなことはなさそう。
野外の池でも問題ないようです。
が、
熱帯魚屋でヒーター付き水槽に入れられていた個体は、
はじめ急激な温度低下を避けたほうがよいかもしれません。
ヒレは長いですが丈夫で泳ぎもうまく、
同居しているドジョウにヒレを舐められることもありません。
熱帯魚も含め、かなり混泳の幅がある魚だと思います。
純粋な日本のニシキゴイと比べ成長速度が速いとも、
大きくなるとヒレだけでなくヒゲも伸びるともいわれており、
成長が楽しみな魚です。
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