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あの、南インド的カレーが東京に帰ってきた!「カレーとチャイの店 紅屋」(阿佐ヶ谷)
category - [中央線 阿佐ヶ谷~西荻窪]
2022/
04/
04あの「紅屋」が東京に帰ってきました!
そう、あの「紅屋」です。
代々木、北参道でそれぞれ13年営業、根強いファンを集めたあの「紅屋」。
かなーり早くから「南インド的カレー」を標榜していた「紅屋」。
2016年にいったん閉店し、千葉県我孫子にて復活していた「紅屋」が、とうとう東京へと帰ってきました。


「カレーとチャイの店 紅屋」
阿佐ヶ谷高架下「アルーク阿佐ヶ谷」に2020年4月1日ひっそりとオープン。
駅からは少し歩きますが、なにせ高架下、雨の日も濡れずに訪問できるのが嬉しいところです。

ガラス張りのエントランスにカウンター席とテーブル席。

階段の上にはロフト席もあるんです。
子供連れなんかにもとっても良さそう。

子供は高いところから見下ろすの好きですもんね。

メニューは我孫子時代に通ずるセット形式。
カレーとライス、ピクルスサラダにチャイ、デザートにプリン。
我孫子時代にはこれに加え、チャパティとミニグレーヴィが付いていたのですが、
そこが省略されたぶん、価格は少し下げられています。

★ビーフ野菜カレー ¥1200
・辛さ【カシミール】
気が付くとまた同じものを頼んでしまっています。
シャバシャバのカレーにたっぷりの野菜とビーフ、ひよこ豆と具だくさん。
「ボルツ」「夢民」「エチオピア」といった「東京スパイスカレー」の先駆者たち。
その系譜に連なる風情はブレることなく、確かな安定感を誇っています。
実に感慨深い。
しかもこの店の辛口は「カシミール」って呼ぶんです。
もちろんそれは北インド・カシミール地方のことではなく、老舗「デリー」の名物激辛カレーの名前。
もともと「デリー」のカシミールカレーって、レシピは南インド風だったのがちょっとした手違いで北インドのカシミールの名でメニュー記載されてしまい、そのまま通り名になっちゃったという経緯があったりするので、「紅屋」が「南インド的カレー」を標榜するのも全くおかしなことではないというわけ。
ちなみに「紅屋」のカシミールは「デリー」のカシミールほどの激辛ではなく、野菜の甘みも相まって食べやすい辛さですので、恐れず注文してみてください。
「紅屋」のカレーは「カシミール」に限りますよ。

食後のチャイとプリン。
これもセット価格に入ってるってんですから、良心的にもほどがあります。
チャイは名物なだけあって香り、甘さともにカレーの後にピッタリ。
プリンにはいつもフルーツが組み込まれているのですが、
この日は上のイチゴに加え、中にはなんとスライスした金柑が用いられていました。
最後のサプライズが楽しいですね。
嬉しいことに、現在は中休みなしの通し営業。
15時頃という中途半端な時間に伺ったので他に客はなく、マスターとゆっくりお話しすることもできました。
元々レストランで働いていたマスターですが、スパイスから作るカレーを習得したのはなんと、秋葉原の老舗「ベンガル」で働いていた時なのだそうです。
なるほどこれは貴重な情報。
東京のカレー系譜を語る上で必要なピースが、再び東京に現れたようですね。
我々食べ手側もこの味をしっかりと受け継いでいきましょう。
(我孫子時代の記事はこちら)
(北参道時代の記事はこちら)
カレー細胞 初の単著「ニッポンカレーカルチャーガイド」
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そう、あの「紅屋」です。
代々木、北参道でそれぞれ13年営業、根強いファンを集めたあの「紅屋」。
かなーり早くから「南インド的カレー」を標榜していた「紅屋」。
2016年にいったん閉店し、千葉県我孫子にて復活していた「紅屋」が、とうとう東京へと帰ってきました。


「カレーとチャイの店 紅屋」
阿佐ヶ谷高架下「アルーク阿佐ヶ谷」に2020年4月1日ひっそりとオープン。
駅からは少し歩きますが、なにせ高架下、雨の日も濡れずに訪問できるのが嬉しいところです。

ガラス張りのエントランスにカウンター席とテーブル席。

階段の上にはロフト席もあるんです。
子供連れなんかにもとっても良さそう。

子供は高いところから見下ろすの好きですもんね。

メニューは我孫子時代に通ずるセット形式。
カレーとライス、ピクルスサラダにチャイ、デザートにプリン。
我孫子時代にはこれに加え、チャパティとミニグレーヴィが付いていたのですが、
そこが省略されたぶん、価格は少し下げられています。

★ビーフ野菜カレー ¥1200
・辛さ【カシミール】
気が付くとまた同じものを頼んでしまっています。
シャバシャバのカレーにたっぷりの野菜とビーフ、ひよこ豆と具だくさん。
「ボルツ」「夢民」「エチオピア」といった「東京スパイスカレー」の先駆者たち。
その系譜に連なる風情はブレることなく、確かな安定感を誇っています。
実に感慨深い。
しかもこの店の辛口は「カシミール」って呼ぶんです。
もちろんそれは北インド・カシミール地方のことではなく、老舗「デリー」の名物激辛カレーの名前。
もともと「デリー」のカシミールカレーって、レシピは南インド風だったのがちょっとした手違いで北インドのカシミールの名でメニュー記載されてしまい、そのまま通り名になっちゃったという経緯があったりするので、「紅屋」が「南インド的カレー」を標榜するのも全くおかしなことではないというわけ。
ちなみに「紅屋」のカシミールは「デリー」のカシミールほどの激辛ではなく、野菜の甘みも相まって食べやすい辛さですので、恐れず注文してみてください。
「紅屋」のカレーは「カシミール」に限りますよ。

食後のチャイとプリン。
これもセット価格に入ってるってんですから、良心的にもほどがあります。
チャイは名物なだけあって香り、甘さともにカレーの後にピッタリ。
プリンにはいつもフルーツが組み込まれているのですが、
この日は上のイチゴに加え、中にはなんとスライスした金柑が用いられていました。
最後のサプライズが楽しいですね。
嬉しいことに、現在は中休みなしの通し営業。
15時頃という中途半端な時間に伺ったので他に客はなく、マスターとゆっくりお話しすることもできました。
元々レストランで働いていたマスターですが、スパイスから作るカレーを習得したのはなんと、秋葉原の老舗「ベンガル」で働いていた時なのだそうです。
なるほどこれは貴重な情報。
東京のカレー系譜を語る上で必要なピースが、再び東京に現れたようですね。
我々食べ手側もこの味をしっかりと受け継いでいきましょう。
(我孫子時代の記事はこちら)
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