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カレーの新たな可能性。ネオ中華カレーの代表格。「大衆中遊華食堂 八戒」(河内永和)
category - カレー&スパイス・大阪府
2022/
02/
25カレーの新たな可能性として注目される、スパイス×中華の融合。
カレー粉と片栗粉を用いた中華圏の伝統的カレーと区別するため私は「ネオ・中華カレー」と呼んでいるのですが、その代表といえるのがこちら。


「大衆中遊華食堂 八戒」
大阪中心部からは少し離れた東大阪市、かつては駅からも離れた場所にあったのが2021年11月6日、JR河内永和駅近くへと移転。
若干アクセスが便利になりました。

大衆的な町中華テイストだった前の店舗からうって変わって、モダンチャイニーズバルと言えるほど洗練された雰囲気に。

しかしカウンターにはカレーのソースポットがあり、普通の中華でないことがわかります。

★IPA 青島ビール ¥650
おっとこれは驚いた。
中国を代表するビール、青島には実はIPA、ペールエール、スタウトなど色んなバリエーションがあるのですが、店舗で扱っているところは数少ないんです。
特にIPAは、中国ビールの概念を覆す洗練っぷり。
流石の目の付け所です。
さて、この日は単独訪問。
魅惑の中華メニューがズラリ並ぶこの店ですが、やはり「osamu式スパイスカリィ」と銘打つここだけのカレーをいただくことにしましょう。

★あいがけカリィ3種 ¥1750
・今月のカリィ
・四川麻婆豆腐カリィ
・ラムクミン炒めカリィ
これです!
これこそ他では絶対体験できないosamu式スパイスカリィ。
シャバシャバなカレーのベースはワタリガニ出汁。
チーズも用いられており、それぞれが混ざり合い、異なる具材の異なる味わいがグラデーションで変化する独特な仕立てなんです。
まず欠かせないのが四川麻婆豆腐カリィ。
麻婆カレーを提供するお店も随分増えてきましたが、筋金入りの中華料理職人が作る麻婆カレーはやはり迫力が違います。
しっかり麻婆豆腐ながらしっかりカレー、そして口に残る花山椒の痺れも実に爽やか。
そしてラムクミン炒め。
中華の中でも西域や東北では羊とクミンの組み合わせは良くあります。シルクロードで繋がった東西の食文化、スパイス×中華のマスターピースです。

今月のカリィはラム肉団子でした。
これまた目ん玉飛び出る美味さ!
インドの肉団子コフタのようで、表面カリッと固焼き、中はほっくりジューシー。
超一流中華料理店の技ですね。
中華カレーと聞けば、油っこく重い?というイメージがあるかも知れませんが、実際はその逆。
サラリ食べやすく、もたれず、しみじみとした味わい。
すぐにまた食べたくなっちゃいます。

★ドラゴンハイボール ¥500
紹興酒ベースのハイボール、こりゃ合わないわけはないでしょう。
いやぁ、流石の一言。
熟練の中華料理技法と卓越したスパイスセンス。
大阪中、日本中、いや世界中探してもこんなカレーはないでしょう。
「八戒」のカレーは「八戒」だけのもの、リピーターが多いのも当然といえましょう。

こちらはお隣のテーブルにやってきたホルモン炒麺。
カレー以外にも食べたいメニューがたくさんあるんです。
猪八戒クラスの胃袋が欲しいですよ。
カレー細胞 初の単著「ニッポンカレーカルチャーガイド」
ご購入はこちらから
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
●「カレー細胞」Facebookページ
https://www.facebook.com/CurryCell
●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell
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カレー粉と片栗粉を用いた中華圏の伝統的カレーと区別するため私は「ネオ・中華カレー」と呼んでいるのですが、その代表といえるのがこちら。


「大衆中遊華食堂 八戒」
大阪中心部からは少し離れた東大阪市、かつては駅からも離れた場所にあったのが2021年11月6日、JR河内永和駅近くへと移転。
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大衆的な町中華テイストだった前の店舗からうって変わって、モダンチャイニーズバルと言えるほど洗練された雰囲気に。

しかしカウンターにはカレーのソースポットがあり、普通の中華でないことがわかります。

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おっとこれは驚いた。
中国を代表するビール、青島には実はIPA、ペールエール、スタウトなど色んなバリエーションがあるのですが、店舗で扱っているところは数少ないんです。
特にIPAは、中国ビールの概念を覆す洗練っぷり。
流石の目の付け所です。
さて、この日は単独訪問。
魅惑の中華メニューがズラリ並ぶこの店ですが、やはり「osamu式スパイスカリィ」と銘打つここだけのカレーをいただくことにしましょう。

★あいがけカリィ3種 ¥1750
・今月のカリィ
・四川麻婆豆腐カリィ
・ラムクミン炒めカリィ
これです!
これこそ他では絶対体験できないosamu式スパイスカリィ。
シャバシャバなカレーのベースはワタリガニ出汁。
チーズも用いられており、それぞれが混ざり合い、異なる具材の異なる味わいがグラデーションで変化する独特な仕立てなんです。
まず欠かせないのが四川麻婆豆腐カリィ。
麻婆カレーを提供するお店も随分増えてきましたが、筋金入りの中華料理職人が作る麻婆カレーはやはり迫力が違います。
しっかり麻婆豆腐ながらしっかりカレー、そして口に残る花山椒の痺れも実に爽やか。
そしてラムクミン炒め。
中華の中でも西域や東北では羊とクミンの組み合わせは良くあります。シルクロードで繋がった東西の食文化、スパイス×中華のマスターピースです。

今月のカリィはラム肉団子でした。
これまた目ん玉飛び出る美味さ!
インドの肉団子コフタのようで、表面カリッと固焼き、中はほっくりジューシー。
超一流中華料理店の技ですね。
中華カレーと聞けば、油っこく重い?というイメージがあるかも知れませんが、実際はその逆。
サラリ食べやすく、もたれず、しみじみとした味わい。
すぐにまた食べたくなっちゃいます。

★ドラゴンハイボール ¥500
紹興酒ベースのハイボール、こりゃ合わないわけはないでしょう。
いやぁ、流石の一言。
熟練の中華料理技法と卓越したスパイスセンス。
大阪中、日本中、いや世界中探してもこんなカレーはないでしょう。
「八戒」のカレーは「八戒」だけのもの、リピーターが多いのも当然といえましょう。

こちらはお隣のテーブルにやってきたホルモン炒麺。
カレー以外にも食べたいメニューがたくさんあるんです。
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