
「インドとパキスタンのカレーレストラン チャンド」
実はこの蕨界隈の多国籍化は、全国でも類を見ないほど。
駅から徒歩7、8分の場所にある「芝園団地」は1978年に入居を開始した大型団地なのですが、入居世帯が足並み揃えて高齢化するという、大型団地特有の問題に直面。
空いた部屋に外国人世帯が入居していった結果、現在では5000人ほどの住民の過半数が外国人となっているのです。
その大半が中国系であり、近隣の西川口がリトルチャイナと化している大きな理由もここにあります。
中国人の他にも、韓国人、パキスタン人、バングラデシュ人からクルド人まで、まさに多国籍。
各国の現地料理ファンにとっても目が離せない場所となっているんです。

こちら「チャンド」はオーナーがパキスタン人で料理人はバングラデシュ人。
ムスリム対応のハラールフードを提供しています。
お店のオススメは曜日替わりパキスタン料理。

この日は金曜なのでマトンチャンプか。いいね。
とオーダーしたら・・・
なんと金曜限定メニューとエブリデイメニューだけ用意がないとのこと。
他の曜日メニューは作れるそうです。
謎すぎる。
ふと壁を見ると、ビリヤニの張り紙が。

しかもコーラと強制ペアリング。
素晴らしい。
オーダーしちゃいましょう。

まずやってくるのはシンプルなサラダ。
そしてやってきましたご本尊。

★コーラとマトンビリヤニ ¥1200
ハリーとトント、チップとデール、サボテンとバントライン、そしてコーラとマトンビリヤニ。
お酒を飲まない(表向きは)ムスリムの皆さん、ビリヤニに合わせる定番はコーラなんです。

満足のたっぷり盛り。
中には骨付きチキンが二本ごろッと入っています。
サッと炒めてしっとり油が乗ったビリヤニは間違いなくコーラに合う合う。
上にまぶせられた白い米は後のせですね。何故か埼玉のこのあたりに多いスタイルです。

メニューの下には貸切パーティーの案内が。
・・・え!?
2人2000円から貸切可!??
凄いな。
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