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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

珍しいネパール山岳の赤米ダルバートを東京で。「アジアン料理 ヒマラヤンマルシ」(大久保)

現地式ネパール料理店が増えに増えまくって飽和状態のリトル・カトマンズ新大久保ですが、ちょっと他にない個性のお店が誕生しました。


「アジアン料理 ヒマラヤンマルシ」

2021年6月1日オープン。

店名になっている「マルシ」とはネパール高地で採れる「マルシ・チャマル」という珍しい赤米。
いま日本で提供しているお店は他にないと思います。


山小屋のようにこじんまりした店内。
他にネパール人が何人かいましたが、あとでわかったのは全員お店の身内でした。新大久保ネパールあるあるですね。

さて、日本語メニューを見てみましょう。

マルシライスを用いたメニューは見当たりませんね。

ダルバートにあたる「カナセット」が600円。
(オープン時から100円アップ。良いと思います。)
メニューに明記されてはいませんがこれにプラス200円でライスをマルシライスに変更すれば「マルシセット」になるんです。


★マルシセット ¥800

しっとりとした古代米のようなマルシライス。
カレーはチキンかマトンが選べたので迷わずマトンに。

骨ごとカットで髄の旨みが滲み出した、正しく美味いマトンカレーです。



そして噂のマルシライス。
しっとりしているのはたっぷりのギーを加えているから。

日本米よりさらにぷっくら丸い米粒。古代米の如く食物繊維の歯触りもありつつ食感はモチモチ。
けれど意外にも日本米より腹持ちは軽やかかも。
しっとりしているので、盛りの中央を凹ませてカレーをかけていただいたり。
ギーの香ばしさも相まってディロ(ネパール山岳で食べられるそばがき)のような趣きもありますね。

珍しさだけでなく、全体のまとまった美味しさにも大満足。価格設定はこれでも安すぎる!と思うのですが基本は同胞向けでしょうから、我々はありがたくいただくのみです。
また夜に来たいな。

ヒマラヤン マルシ レストラン



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