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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

柏の超名店カレー、神田に参上! 「カレーの店 ボンベイ神田店」(小川町/淡路町)

攻めてます。

びっくりしました。

柏を代表するカレーの名店「ボンベイ」が恵比寿に続き、カレーの聖地・神田へと新店舗オープン!

場所は小川町交差点すぐ。
スタイリッシュな外観が目立ちます。

「カレーの店 ボンベイ神田店」

2021年11月30日オープン。
恵比寿店で出会った近隣の飲食企業とタッグを組んで実現した神田出店。
ただし決してFC展開ではなく「ボンベイ」主力スタッフを投入し満を持してのオープンとなりました。

レジェンドカレー店「デリー」から派生した「デリー系」とも言われるボンベイですが、柏で開業したのは1968年。もはや超老舗の域です。


看板には「少しですが特別なメニューも用意してます」の一文。いったい何が??
ワクワクするではありませんか。


前の飲食店を居抜き、白と黒に統一された店内。
壁紙を剥がしたままのラフな白壁をそのまま見せるあたり、マルタン・マルジェラのアンチモード、ポペリズムに通ずるものを感じます。

ちなみに柏ボンベイのスローガンは「WORKING CLASS HERO」(ジョン・レノンですね)。
内装ひとつとってもそのスタンスを貫いているわけです。

さて、柏ボンベイの名物といえばやはり「デリー」譲りの激辛カシミールカレー。
頼まないわけにはいきませんね。

★カシミールカレー ¥900

シャバシャバ真っ黒なカレーにゴロっと鶏むね肉。
これぞカシミール。
ロゴ入りの皿に盛られたご飯はガッチリ硬めの炊き加減。そうじゃなきゃ。

トッピングで納豆を追加してみました。
「納豆カシミール」最高です。

ビシッとクセになる辛さは「デリー」譲り。
しかしこの日、あることに気がつきました。
それは鶏肉の下処理の違い。
「デリー」がインド・パキスタン料理をルーツに据えているのに対し、こちら「ボンベイ」の鶏肉は洋食やフレンチに通ずる下処理で、より香ばしいんです。
同じレシピから派生しても50年以上の時を経て、飲食店としてのスタンスやあり方の違いが肉ひとつとっても出てくるワケですね。

そして、ボンベイ独自のスタンスは冒頭の看板にあった「特別なメニュー」にも表れていました。

★ボンベイのナポリタン ¥900

カレースパゲティではありません。
昔ながらのナポリタン。
カシミールたまごが乗っている以外にカレー要素なし。
なのにこちら、反則級に美味い。
何が美味いって、麺が美味い。
昔ながらのナポリタンながらやや細麺でモチッとしつつ歯応えもある絶妙麺。聞けば柏のこだわりある製麺所から仕入れているそうです。

なるほど、柏のWORKING CLASS HEROは、めちゃくちゃスタイリッシュでめちゃくちゃスパイシーながら、ストンと腑に落ちる大衆洋食屋さんでもあるわけだ。

そして!
聞いてみるもんです。
こちらにもありました「あの」メニュー!


★赤キーマ ¥1000

恵比寿店の裏メニューながら、その圧倒的にインパクトある味わいで大人気になった赤キーマ。
こちらでも裏メニュー扱いですが、聞けば大抵用意されているようです。
肉肉しいドライキーマにしっかり染み込んだカシミールカレー。辛い旨い辛い旨いのスパイラルが堪りません。
食感に楽しい変化をもたらすカシューナッツとブラウンマッシュも健在です。

このカレーはやはり、お酒にあわせるのが吉。

缶のワインが置いてあったのですが、飲みやすくて赤キーマにズバリ合いましたよ。
もちろん、赤には赤で。

こちらお隣の席の料理。

やはりスタイリッシュですね。
白いテーブルクロスがまた洋食レストラン気分を盛り上げてくれます。


この日は磯野シェフもお店に。
柏の名店「ボンベイ」、東京でも大旋風を起こしそうな予感です。


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