
CyberBuzzから届いた案件。
映画『オーシャンズ』を鑑賞してブログの記事にし、
ボートレースがこの映画に特別協賛していることと、
その協賛の一環として「こども割引キャンペーン」をやっていることを紹介してほしい、
とのこと。
最近カレーの話題に押されていつつも半分は生き物ブログであるこのブログ、
この案件が来なかったとしても『オーシャンズ』は見て紹介するつもりだったので、
迷わず乗りました。
・・・無料鑑賞券ゲット(笑)
さて、この『オーシャンズ』、
『WATARIDORI』で飛翔する渡り鳥たちと随行した撮影を決行し、
全世界の度肝を抜いたジャック・ペラン率いるドキュメンタリーチームが再結集した最新作。
(ジャック・ペランは元俳優で、日本でもヒットした『ニューシネマパラダイス』では、
成長し映画監督となった主人公トトを演じています。)
製作費70億円、構想10年、撮影期間4年、
世界50か所で100種の生命を撮った驚異のネイチャードキュメンタリー。
様々な革新的な撮影手法によって撮影された、
469時間36分という膨大な撮影フィルムから厳選された映像は圧巻。
このブログの生き物記事を楽しみにされている皆様(最近カレーばかりでスミマセン)ならば、
絶対に楽しめる充実の内容です。
『沈黙の世界』、『ディープブルー』、『マチャアキ海を行く』など(笑)、
いままでにも様々に優れた海洋ドキュメンタリーはありましたが、
この『オーシャンズ』はまさにその決定版。
必見です。
ほんの一部ですが、登場する生き物の紹介。

ホホジロザメ
ネズミザメ目 ネズミザメ科
撮影地:グアダルーペ島、メキシコ、フォールズ湾、AFS
いわゆる人食いザメ「ジョーズ」ですね。
その恐るべき捕食シーンのあとで、
上の写真のような超接近撮影も敢行!!!
カメラマンは何人交代したことやら。(笑・うそです)
しかしこんな危険な生き物に接近しての撮影は、
相手の生態を熟知したスタッフでなければ絶対に不可能ですね。

オニイトマキエイ
ガンギエイ目 トビエイ科
撮影地:ソコロ島、メキシコ、ロ・ローク・ベネズエラ
「マンタ」の名前が有名な、世界最大のエイ。
作品中では優雅な遊泳を見せてくれます。
トビエイの仲間だけで三種類も出てくるというマニアな映画は今までなかったはず(笑)。

ザトウクジラ
鯨偶蹄目 ナガスクジラ科
撮影地:ルルツ、仏領ポリネシア、セントマリー島、
マダガスカル、チャタム海峡、アラスカ
巨大なクジラも哺乳類。
この作品を見るとクジラに情が入りますね。
劇中様々なクジラやイルカが出てくるのですが、
その神秘的な鳴き声(歌)は是非、劇場で聞いて欲しいです。

シーネットル
旗口クラゲ目 オキクラゲ科
撮影地:モントレー湾・カリフォルニア
クラゲは他にエチゼンクラゲ、ミズクラゲが登場。
そう、この「オーシャンズ」はイルカやサメなどのミーハーな(失礼)生き物だけでなく、
かなり陽のあたらない生き物にもきちんとスポットが当たっていて好印象。
モンハナシャコのパンチにノックアウトするカニ、
目まぐるしく色彩を変えるコブシメ、
アオウミガメの赤ちゃんを捕食するオオグンカンドリ、
ジュゴンの草食シーン、
セイウチの抱擁シーン・・・
実に様々な海の、様々な生き物の、様々な生態。
まさに、映画館が世界の海になった感覚。
どんなCGもかなわない、
というか、大自然の一部に過ぎない人間の頭では思いつかないほどの大自然の造形美。
その想像もつかないほど過酷な撮影の成果を、
安全な映画館でゆったりと鑑賞することが出来る・・・本当に贅沢な体験でした。
今回のCyberBuzz案件に関係したところで言うと、
「ボートレース」が海岸整備や水質浄化研究にも取り組んでいることが劇場でも紹介されていました。
これからもどんどん続けてください。
そしてまた・・・無料チケットくださいね(笑)
3/5まではボートレース協賛「こども割引キャンペーン」で子供料金が¥500になるので、
このタイミングに親子でどうぞ!
多分親子の会話が増えますよ。

『オーシャンズ』
原題:OCEANS
製作年:2009年
製作国:フランス
上映時間:103分
製作総指揮:ジェイク・エバーツ
監督:ジャック・ペラン、ジャック・クルーゾー
キャスト:
海洋学者・・・ジャック・ペラン
少年・・・ランスロ・ペラン
日本版ナレーション:宮沢りえ
⇒『オーシャンズ』公式サイト
『オーシャンズ』に特別協賛しているボートレースのページはこちら
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