それがネパール人たちが憩うリトルカトマンズ的には都合良いのです。

「フェワ ダイニング」
2020年10 月13日オープン。

高い天井、赤と青を基調にした鮮やかな世界観。

場末の酒場感とは一線を画したアート色に溢れています。
もちろんここはリトルカトマンズこと日本一のネパールタウン大久保。
メニューにはネパール人向け現地料理がたくさん。
むしろ、それがここではスタンダード。

ところが面白いのが逆に、ネパール人によるインド料理店、通称インネパ店的なメニューもあれば、日本式のカツカレーもある。
しかもそれがサブメニューとしてあるあたり、一周回った逆転現象。
日本にある程度住むネパール人はそういったインネパ店や居酒屋、カレーショップで働いたり、好んで客として行ったりもするわけで。
ちょっと感慨深くもありますね。

★コークラム ¥400
ネパールのラム、ククリラムを用いたラムコーク。
香りが強く、私が世界一好きなラムコークです。
安い。

★オーガニックネパールスープカレーセット ¥900
以前から「インネパ店ではスープカレーを狙え」というメソッドを持ち、連載記事で紹介したこともあるわたくし。
ここでスープカレーの文字を見たら頼まざるを得ません。

北海道スープカレーとはもちろん完全な別物なのだけれど、意識しているのは明らか。
メイン具材は骨付きチキンで、他に野菜がたくさん。
けれど骨付きチキンは実はタンドリーチキンだったり。
カレー自体はネパール人シェフらしいニンニク強めテイスト。
ガンガンご飯が進みます。
お新香のように添えられているのはネパールのムラコアチャール(大根のネパール式漬物)。
マスタードオイルがガン!と効いていますよ。
やはりネパール人の「スープカレー」にはハズレなし。
これ単体でカレー店としてやっていける味なのでした。
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