
「エリックサウス西天満店」
2020年10月6日オープン。
駅近立地のイメージが強い「エリックサウス」だけに南森町、なにわ橋、大江橋の3駅からいずれも徒歩5分ほどの路地にある立地は少し意外でしたが、周りには気の利いた飲食店がチラホラ。
人の導線は案外良いのかもしれません。

看板にはいつもの「HOTEL」の表記。
南インドではレストランの意ですが、大阪ではまんまの意味で受け取る人も多そう。
「なんや、泊まれへんのか。」なんて。

店内はエリック各店の中でもカジュアルなカフェ調。
Tシャツや冷凍カレーの販売コーナーもありました。
そしてエリックのコンセプトのひとつである「お一人様を大切にする」精神はここでも健在。
電源付きのカウンター席もしっかりありました。

各席にはおなじみ「ミールスの楽しい食べ方」指南が。

そしてグリーンチリ、ポディ、ウールガイのセットも。
全て完璧です。
さて、この日は土曜日の15時30分ころの訪問。
土日は通し営業なんです。
ランチには遅くディナーには早いこの時間。
(というかすでにカレー二軒ハシゴ済み)
ランチやディナーのレビューは地元の皆さんに任せて、ここはひとつ、「エリックサウス」をカフェ使いする方法について指南してみましょう。
オーダーしたのはこちら。

ドーサ、クルフィ、コーヒーですね。

★ギーローストドーサ ¥1000
南インドで朝食や軽食として食べられているドーサですが、「南インドの米粉クレープ」「南インドのガレット」とも紹介される通り、カフェデザートとして食べることも可能。「エリックサウス」では色々なドーサのバリエーションがありますが、一番シンプルなギーローストドーサを選びましょう。

パリッと薄く香ばしく仕上がっていますね。

★マンゴークルフィ ¥295
アルフォンソマンゴーと煮詰めたミルクで作る濃厚なインドアイス。「エリックサウス」のクルフィは2種あるのですがそれぞれ風合いが異なるため、ドーサと合わせるのはこちらマンゴーです。

このマンゴークルフィをドーサに乗せていただくのです。
ドーサの香ばしさとマンゴーの酸味、ミルキーな味わいが混ざり合う至福の世界が待っていますよ。

ドーサを三枚重ねした上に乗せればまた食感が変わり最高。
よくある西洋式のアイスと比べてクルフィは溶けにくく、ゆったり楽しめるのもポイント。
カフェタイムは寛がなきゃね。
合わせるドリンクはこちら。

★マドラスコーヒー ¥295
南インドではチャイより飲まれているコーヒー。
スティック砂糖が3本ついてきますので、迷わず三連砲をかましましょう。

無論、甘いです。
だがこの甘さがまたドーサに合うんです。
もちろん、ドーサについてくるチャトニやサンバル、卓上のウールガイをつまめば、甘いばかりじゃないメリハリも。
こんなハイクオリティな時間が過ごせるカフェ、なかなかありませんよ。
もちろん、これは「エリックサウス」の楽しみ方のほんの一部。
ランチやディナー使いが楽しいことは言うまでもありません。
スリランカ料理隆盛の裏で、長きにわたり南インド料理が根付かなかった大阪。ほぼ唯一の人気店だった「ゼロワンカレー」の東京移転後は萎みゆくかのように思えた大阪南インド料理ですが、「エリックサウス」という黒船の登場で盛り返すか、見どころですね。
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