ここにまた、ネパール料理の素晴らしいお店が誕生しました。

「ガルアーガン」
2020年9月20日オープン。
新大久保「ナングロガル」「アーガン」、大塚「カスタマンダップ」などと同様、カトマンズ盆地に住むネワール族料理が楽しめるお店です。

早速入ってみましょう。
扉を開けてビックリ!
賑やかな音楽と楽しそうな歌声。

ステージに上がり熱唱するネパール人、フロアで踊るネパール人。
もともとネパール人が多い池袋、はっちゃけられる広いお店ができて皆嬉しそうです。
店員さんが歩み寄ってきて、「今お祭りやってまして、うるさいかもしれませんが、よろしいですか?」と丁寧に伝えてくれました。
時は土曜夜10 時30分。
歌舞伎町のタイ料理店だって、新大久保のネパール料理店だって、週末の22時を過ぎたらみんなでワイワイが普通。むしろ、池袋ネパール人の皆さんの中に入れていただけれるだけラッキーです。

あらためて、店内は広々。
中央にはダンスフロア、奥にはステージ、壁にはカラフルな手書きの絵、天井にはパーティーライト。
新大久保あたりでしか見かけない、ネパールの皆さんの社交場です。
もちろん料理も充実。
というか、現時点では池袋最高の品揃えです。

★ネパールアイス ¥550
ネパール定番ビールもお求めやすい価格で。

★ネワリボジセット ¥1680
ネワール族料理がズラリ並んだ嬉しいセット。
前菜盛り合わせセット「サマエボジ」の豪華版なのですが、干し飯(チウラ)か白飯が選べたり、マトンカレーとチキンカレーにアルタマ(発酵タケノコとジャガイモ)スープが付いていたり、ネパールのお酒がついていたりと、完全なる豪華ディナーとなっています。
米はチウラ、お酒はロキシーを選択しました。
ちなみにメニュー写真ではタパリ(葉皿)といくつかの小皿を用いていましたが、この日はほぼワンプレートでの提供。
時とタイミングによって提供スタイルを変えたり中身を入れ替えたりするのはアジアスパイス料理の常。むしろお店側の工夫が見てとれます。
マニュアル思考に慣らされた日本人の中には、メニュー写真とスタイルが違うだけで文句を言う方がいますが、そういう方は大手チェーンだけ行っときゃいいんです。

プレートの上はまさに豪華絢爛。
各種アチャールやサデコの他、ガリッと硬い豆のシサプサや、旨味凝縮しまくりのマイワシのマチャスクティなど実に多彩。
チキンカレーとマトンカレーは完全現地式で旨み抜群、アルタマの発酵香も抜群と、隙を見せません。
さらに「香草スープ」と言われた苦味たっぷりの汁がまたインパクト大。
これは満足度高い。

そんでまた、ロキシーのおちょこがなんとも。
けど、ネパール人はこんな気分でロキシーを飲むのでしょうね。
一周回って再現度高いかも。
食事している間にも、祭りの熱気は最高潮に。
「一緒に踊ろう」と誘われ、踊りたい気持ちはやまやま。絶対楽しいし鷹良くなれるし。
けれど明日朝から仕事なんですね・・・
これは通うしかないな。
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