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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

カレーにスパイスジェラート!?待望のカルパシ2号店は奇想天外な魅力。「Curry Spice Gelateria KALPASI」(下北沢)

カレーマニアの熱狂的支持を集める千歳船橋のレジェンド店「カルパシ」。
その2号店が下北沢にオープン!!

しかもただの2号店じゃありません。
カレーに加え、京都のジェラート店「PICAROEIS」とのコラボによるスパイスジェラートがいただけるお店なのです。

思いもよらぬ発想で繰り出す料理に定評がある「カルパシ」ですが、これは凄い!

新店は下北沢駅から徒歩3分以内と至近ながら、知らなきゃちょっと迷う路地にあります。

目印は古着屋「KINJI」、その道向かいの路地を入り、突き当たりを左。


「Curry Spice Gelateria KALPASI」
(カリースパイスジェラテリアカルパシ)


2020年6月21日オープン。


頭上にはスパイスのシャンデリア。


壁には大きな時計。
おそらく東京一時計が立派なカレー屋さんでしょう。

オーダーは食券機にて。

常時カレー3種類、ジェラート8種類、いずれも時期によって内容が変わってゆくこのお店。
ジェラートか、カレーか。
はたまたジェラートとカレーのセットか。

迷ったら全部の法則で行きましょう。


★カレー3種(A+B+C) ジェラートセット ¥1870
★レモンピクルストッピング


全部のカレーと副菜そしてジェラートも2種選べる欲張りセットをチョイス。
せっかくだから、いただけるモノはしっかりいただかないとね。


この日のカレーは、
A.クートゥ(豆と大根とほうれん草)
B.レモンチキンカレー
C.マトンキーマカレー

の3種。

豪華な副菜は、厨房に入っているあの方(中目黒と銀座でグリーンカレーが人気だった)によるもの。
こりゃあ凄いや。


◎レモンチキンカレー

質・量ともにしっかりした鶏肉に乗ったさわやかな酸味が魅力的。
この時点で、単に奇をてらった店ではなく、しっかり地に足が付いた実力店であることがわかります。


◎マトンキーマカレー

羊のクセを消すのではなく、むしろ旨味としてブーストしたマトンキーマ。
どことなく、盟友「negombo33」の名作キーマを彷彿とさせます。
これはとても好きな味!!


◎クートゥ(豆と大根とほうれん草)

ガンッ!と剛速球なカレーをしっかりまとめるのがこのクートゥ。
やさしくまろやかなダールの味が染み一体化した大根、ほうれん草。
この一品がミニミールスとしての構成の要ともいえましょう。


副菜ではこの豪快なクレラ(ゴーヤ)のアチャールが秀逸。
一品一品でも成立した旨さなので、すっかり忘れていましたが、後半カレーも副菜も混ぜ合わせれば、なお絶妙。
トッピングしたレモンピクルスの酸味もいい仕事してます。

さて、お次はいよいよスパイスジェラート。
卓上メニューから2つを選びます。

ふむふむ、面白い。興味深い。
「スパイスジェラート」という新たな楽しみをプレゼンするにあたり、冒頭1.2あたりにスパイスのイメージが湧きやすい基準メニューを配置。3から5あたりにスイーツ好きがみな安心できる大人しめのものを並べておいて、6以降には振り切った挑戦メニューをぶっ込んできています。

その明確な提供側の「意図」を汲み、選んだのはこちらの組み合わせ。

◎カルダモンピンクグレープフルーツ(左)
◎実山椒ブルーチーズショコラーデ(右)


優雅な香りと甘酸っぱさで押す左と、攻めまくった山椒の痺れに圧倒される右。

カレーの香りに包まれた口内をやさしくリフレッシュしつつ、新たな刺激を堪能させてくれる・・・ちょっとこれはジェラート単体でも革命なのでは?


「カレーにジェラート?」

「ジェラートにスパイス?」

そんなドキドキする期待を鮮やかに上回る体験。
スパイス使いに天才的センスを発揮する黒澤シェフにしかなし得ない新境地です。

コロナが無ければ大行列必至。
とんでもないお店が誕生したものです。

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Curry Spice Gelateria KALPASI



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