
「マスク差し上げます」
素晴らしい集客アイデアを掲げるのは、赤坂二丁目交番脇にあるバングデシュ料理店。

「ラダッカ」
「多国籍肉酒場」と名乗ったり、食べログ公式ページでも「ダイニングバー・居酒屋・多国籍料理」とカテゴリー設定されていたりしますが、基本はバングラデシュ&インド料理のお店。
お酒を飲まないムスリム料理のイメージよりも、ダイニングバーや居酒屋を名乗ったほうが客が来やすいし単価も上がる、そういう戦略でしょう。

入り口脇には「ダカラ ラダッカ ビリヤニ祭り!」の張り紙。
バングラデシュの首都ダッカのビリヤニがランチでいただけて、マスクがもらえるわけですね。
早速入ってみましょう。

地下の広々とした店内はガラッガラ。
プロジェクターで桜の風景が流れています。
2020年の未来には、地下でバーチャル花見をすることになっているのですね。

ランチメニューはブッフェ、ビリヤニ、カレーセットからチョイス。
ブッフェはバングラデシュ料理を謳っていますが、家庭料理というわけではなくほぼ北インド料理というラインナップ。
(バングラデシュも元々インドですから間違いではないのです)
けれどせっかくならローカル色の強いビリヤニを選んでみましょうね。

★ダッカビリヤニ(マトン) ¥1000
おぉ。
多くの人がイメージするインドのビリヤニとは随分風合いが異なるバングラデシュ式ビリヤニ!

黄色とオレンジに染まった米はバスマティライスにバングラデシュの小粒米チニグラをミックス。
フワッと軽やかな食感がたまりません。
肉とグレービーは米に混ぜ込まれておらず、上からかけられている方式。
隣国ミャンマーのビリヤニ「ダンパウ」にも似ていますね。
柔らかく煮込まれたマトンをライスに混ぜ合わせながらいただきましょう。
お。
比較的穏やかな味付けの店が多いバングラデシュのビリヤニですが、こちらはブラックペッパーとクローブがガッツリ効いてなかなかスパイシー。
見た目の素朴さからは意外なほどパンチがありました。

★マンゴーラッシー +¥100
ランチ時はプラス100円でドリンク。
ゆったりしたいところですが・・・・食べたらすぐ帰りましょう。

お会計時、ちゃんとマスクもいただきましたよ。
(サイズ小さかったけど)
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