ここまで増えると差別化がだんだん難しくなっていくのではないか・・・
いや、カレーの可能性はまだまだ尽きることがないようです。
恵比寿に新しく登場したカレー屋さん、これがいろいろな意味で新しかった。

「テイクカリー」
オープンは2019年12月3日。

入口には「スパイス惣菜」と書かれた木の札が。

実はこちら、「お惣菜のまつおか」が30年以上培ってきたノウハウと、世界各国から取り寄せるスパイスが融合した、全く新しい「スパイス惣菜カレー」のお店なのです。
席を確保して、注文カウンターへと向かいましょう。

定食プレートはスパイス惣菜を盛り合わせた「スパイス惣菜定食」と、スパイス惣菜とキーマカレーを組み合わせた「キーマカレー定食」の2種。
ですがそれぞれに自在なバリエーションが組めるのです。
今回は「キーマカレー定食」にしてみましょう。

メインのキーマは3種から選択可。
日によってラインナップが変わるようで、この日はカルダモンビーフキーマ、コリアンダーフィッシュキーマ、山椒チキンキーマの3種。

さらに左へと順に進み、副菜を選んでいきます。

このカスタムオーダーの最中から、なんだか楽しい。
惣菜屋ならではのエンタメ提供ですね。
しかも一品一品がスパイスマニアから見てもなかなか唸る内容なんです。

最後はスープをセレクト。

そして完成したプレートがこちら!

★キーマカレー定食 ¥1200
(ご飯/選べるキーマ/あじへんソース/副菜3種/サラダ)
・ご飯=雑穀米
・キーマカレー=山椒チキンキーマ
・あじへんソース=スパイシーラッサム
・副菜3種=紫玉ねぎマサラヴィネガー漬け/小松菜のスパイス炒め/切干し大根の山椒クミン煮
・トッピング=チャットマサラ香る鶏むね唐揚げ +¥200

いやもう、ずっと眺めていたい。
ディアゴスティーニをコンプリートした時ってこんな気分なのかもな。
いやいや、早速いただきましょう。
まずは一品ずつ、一品ずつ。
うわぁ、これ普通の惣菜屋さんが流行りに乗って作ったレベルを遥かに超えて、めちゃくちゃスパイスバランスが良いですね。
むやみにスパイスの種類をふやさず、一品一品尖らせたいスパイスが明確。
これは只者ではありません。
チキンキーマに香る山椒などもう最高。
そしてオプション追加した唐揚げがめちゃ美味い。
これはマストアイテムです。

次は皿の上で各惣菜をご飯と混ぜ合わせます。
スパイスの重なりが食感のメリハリとともに楽しめますね。

最後はラッサムをかけ、スパイシーに味変。
最後まで美味しく、一気にいただけました。

それにしても只者ではない、ツボを押さえたスパイス使い。
一体どういうことだろう・・・
帰宅後ネットで調べたら、なんとあのシャンカール・ノグチさんがスパイス監修に入っているようです。
なるほど流石すぎる。
しかしそのテクニックをしっかり活かすシェフの手腕もまた見事。
インスタ映え狙いのライトユーザーから、ちょっとうるさ型のスパイスマニアまで、等しく満足できて、リピートできる素晴らしいお店。
これは流行るしかないでしょう。
ちなみに夜は飲めるそう。
これは行くしかないでしょう。
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