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神戸・正統派インド料理のパイオニア。「ゲイロード三宮本店」(花時計前/三宮)
category - カレー&スパイス・兵庫県
2020/
01/
17日本一歴史があるインディアンタウン神戸。
華僑と並ぶ印僑たちが古くから宝石貿易、スパイス貿易を行ってきました。

そんな中、最古参のインド料理店としてリスペクトを集めるお店がこちら。

「ゲイロード三宮本店」
創業はなんと1939年。
ニューデリーに一号店を構え、ムンバイ、ロンドン、ロサンゼルス、香港などにも展開。

神戸では世界3店舗目の「ゲイロード」として1973年に開業。
2006年より本店を現在の場所に移転、マリンピア神戸店と合わせ2店舗展開となっています。

料理は格式ある正統派北インド。
タンドリーチキンを関西ではじめて提供したのも「ゲイロード」ならば、今や神戸の名店として名高い「ショナ・ルパ」のムカルジーシェフも「ゲイロード」出身。

他にも「RAJA」など、こちらから派生、暖簾分けしたお店も多く、神戸インド料理の歴史を語る上では絶対外せない存在なのです。

最初に登場するのはポタージュスープ。
スープから始まるのは「ショナ・ルパ」も同様ですよね。

★タンドリーチキン
丹波地鶏を用いたタンドリーチキンは赤い色付け控えめ。
多層的なスパイスがしっかり効いて、食感も上質です。

さて、やってきました正統派北インドカレー3品。
老舗の風格を感じますね。

★プローンマカンワラ
トマトとバターでリッチに仕上げたエビのカレー。
つまりはバターチキンのチキンをエビに置き換えた感じです。
甘味とクリーミィさ、そこにエビの旨味で贅沢な気分に。

★サグパニール
おなじみほうれん草とカッテージチーズのカレー。
ベーシックでありながら、これを食べると割とお店のレベルがわかってしまう品でもあります。
葉っぱの食感を残したサグに、硬めのパニール。
さらに削りチーズをトッピングしているという手のかかった仕上がり。
流石であります。

★チキンマサラ
ズシッと濃厚スパイシーなチキンカレー。
北インドの重厚感が味わえます。

★アーモンドナン
★プレーンナン
ナンはカットされた状態での提供。
よくあるインネパ店のふかふかに膨らませたなんちゃってナンではなく、噛めばミシッと、小麦の香りが広がる本物の仕上がり。
口どけも素晴らしいですね。

食後はインドのアイス、クルフィと、

甘いホットチャイ。
まさに正統派。
スタンダードな中にもしっかりとしたこだわりと上質感が溢れています。
そもそも、このインド料理を「スタンダード」と感じること自体、この店がいかに神戸のインド料理普及に貢献してきたかを示す事実であるともいえるでしょう。
接客も含め、今も一流でありつつけるレジェンド店です。
●「カレー細胞」Facebookページ
https://www.facebook.com/CurryCell
●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell
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そんな中、最古参のインド料理店としてリスペクトを集めるお店がこちら。

「ゲイロード三宮本店」
創業はなんと1939年。
ニューデリーに一号店を構え、ムンバイ、ロンドン、ロサンゼルス、香港などにも展開。

神戸では世界3店舗目の「ゲイロード」として1973年に開業。
2006年より本店を現在の場所に移転、マリンピア神戸店と合わせ2店舗展開となっています。

料理は格式ある正統派北インド。
タンドリーチキンを関西ではじめて提供したのも「ゲイロード」ならば、今や神戸の名店として名高い「ショナ・ルパ」のムカルジーシェフも「ゲイロード」出身。

他にも「RAJA」など、こちらから派生、暖簾分けしたお店も多く、神戸インド料理の歴史を語る上では絶対外せない存在なのです。

最初に登場するのはポタージュスープ。
スープから始まるのは「ショナ・ルパ」も同様ですよね。

★タンドリーチキン
丹波地鶏を用いたタンドリーチキンは赤い色付け控えめ。
多層的なスパイスがしっかり効いて、食感も上質です。

さて、やってきました正統派北インドカレー3品。
老舗の風格を感じますね。

★プローンマカンワラ
トマトとバターでリッチに仕上げたエビのカレー。
つまりはバターチキンのチキンをエビに置き換えた感じです。
甘味とクリーミィさ、そこにエビの旨味で贅沢な気分に。

★サグパニール
おなじみほうれん草とカッテージチーズのカレー。
ベーシックでありながら、これを食べると割とお店のレベルがわかってしまう品でもあります。
葉っぱの食感を残したサグに、硬めのパニール。
さらに削りチーズをトッピングしているという手のかかった仕上がり。
流石であります。

★チキンマサラ
ズシッと濃厚スパイシーなチキンカレー。
北インドの重厚感が味わえます。

★アーモンドナン
★プレーンナン
ナンはカットされた状態での提供。
よくあるインネパ店のふかふかに膨らませたなんちゃってナンではなく、噛めばミシッと、小麦の香りが広がる本物の仕上がり。
口どけも素晴らしいですね。

食後はインドのアイス、クルフィと、

甘いホットチャイ。
まさに正統派。
スタンダードな中にもしっかりとしたこだわりと上質感が溢れています。
そもそも、このインド料理を「スタンダード」と感じること自体、この店がいかに神戸のインド料理普及に貢献してきたかを示す事実であるともいえるでしょう。
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