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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

発表!【第6回】Japanese Curry Awards 2019受賞店!

お待たせしました!

Japanese Curry Awards2019受賞店の発表です!

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2014年、11人のカレーマニアが一堂に会しスタートした「Japanese Curry Awards」。
日本のカレー文化に貢献したカレー店を選出し、表彰する取組みです。

⇒Japanese Curry Awards公式HP

おいしいカレーが食べたいと思ったとき、何を信じたらいいのかわからない時代です。
グルメ評論家の薦める店もあるし、みんなの採点や投票によるインターネットのランキングもあります。
どれを選択しても、それなりの回答が得られます。店選びに正解はありません。
だとしたら、もっと別の切り口によるカレーガイドがあっていいはずです。
カレー好きのカレー好きによるカレー好きのためのカレーガイド。
カレーを愛してやまない、カレーの食べ歩きに人並みならぬ情熱を注ぎ続けている偏愛家たちが一堂に会して、
“Curry of the Year”を決めるプロジェクトを今年からスタートさせることにしました。


           - Japanese Curry Awards実行委員会 水野仁輔 -

各審査員のプロフィールはこちら。
http://japanesecurry.net/#judges

選考方式はまず、各選考委員がアワード10店&新人賞・名誉賞各1店をノミネート。
その後、全員のノミネート店を共有した各選考委員が検証。
本選考へと臨みアワード受賞店決定!という流れ。

今年の本審査は12月21日。
昨年のメインアワード受賞店である「バンゲラズキッチン」の新店舗「バンゲラズキッチン神保町」にて行われました。

様々な食ジャンルとの融合、地域との密着や地方からの発信、多店舗への影響、そしてカレーの新たな可能性への提案など、さまざまな角度からメインアワード⒑店、新人賞・名誉賞各1店が選考されました。

第6回となる今年も、個性的なラインナップが揃いました。

それでは、発表です。

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■メインアワード

▼印度料理シタール

南インド料理がもてはやされる今日この頃。
そんな中でタンドリーチキン、バターチキン、ナンといったいわゆる「日本で当たり前のインド料理」を提供し、その全てで「当たり前でない」美味さを提供してくれる、只者ではないお店。
まさに、日本人にとって至高の北インド料理にして、絶対王者。
2019年に新しく店鋪をリニューアル、さらなる高みを極めつつあります。

▼ゼロワンカレーA.o.D

スパイスカレーから南インド、そして独自の領域へ。
大阪でスパイスカレー店としてスタートし、のちに南インドカレー店へと路線変更。
大阪における南インド料理の圧倒的エースとして大人気だった「ゼロワンカレー」が今年、東京へと電撃移転。
大阪とは異なり、インド人による南インド料理店で溢れかえる東京でも、圧倒的な個性と存在感でみるみる人気店となりました。ケララ州を主としたした南インド現地の料理に敬意を払いつつ、この瞬間この日本でいただく美味しさを追求した料理の数々は、まさにゼロワンだけのもの。
真の意味で、熱帯のスパイス料理が日本に根付いてきた証左と言えるでしょう。


▼ベンガルタイガー

例えばフレンチならば、シェフが出身地の素朴な郷土料理のみを要求されることもなく、独創的なアレンジを加えることで褒められることはあれど「本格的ではない」としたり顔の客に怒られることなどないだろう。
そう考えると、アジア各国のシェフに対してまだまだ日本の人々は「見下している」店が多いのではないか。
こちらはベンガル出身、シンガポールの一流ホテルで修業したシェフによる、洗練されたモダンキュイジーヌ。
シェフのルーツを感じさせつつも完全オリジナル、独創的なアイデアで目と舌を満たしてくれます。
そしてこれが都心の特別な人々相手ではなく、千葉の地で愛されていることも革新的。このグローバル感覚は日本のカレー文化にとって大きな刺激となるでしょう。


▼アフターグロウ

インド、スリランカ、洋食、中華料理、和食・・・あらゆるエッセンスを自在に組み合わせ、「美味さ」と「驚き」を追求するマジシャン的な存在。
麻婆カレーを作っても、カツカレーを作っても、ズバリ決とめてくる天才性はさすが。
振り回し、突き抜ける容赦なさ、福岡から発せられる新たなカレーの可能性に限界はありません。

▼錫蘭食堂コジコジ

ようやく関東でも徐々に市民権を得はじめたスリランカ料理。
となれば、その最高峰ともいえる名店を見逃すわけにはいきません。
関東最大のスリランカコミュニティといえる茨城において、日本人シェフのお店が人気を博している、この状況は特筆すべきものです。

▼お出汁とスパイス 元祖エレクトロニカレー

ますます裾野を広げつつ、飽和状態への危機感もある大阪スパイスカレーの中において輝く、他にはない個性のお店。
カレーに出汁を用いること自体は、新世代大阪スパイスカレーに多く見られる特徴でありますが、この店はむしろ、出汁を楽しむカレー。仕込みのプロセスだって、味の雰囲気だって、まるでラーメンなんです。
でありつつ、しっかりスパイス、しっかりカレー。
二大国民食と呼ばれるラーメンとカレーをカレー側に寄せ、新しい美味さを生み出すのに成功したお店なんて、ほかにあったでしょうか?

▼キッチン南海
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創業昭和41年、暖簾分けしたお店は実に30を超えるという洋食店「キッチン南海」の総本山。
南海のトレードマークともいえるカツカレーは、黒くサラッとしたスパイシーカレーにサクッとしたカツ、山盛りのキャベツでまさに珠玉の美味さ!
今も各地に点在する「南海」は暖簾分けから数十年経ち、それぞれがそれぞれの街の「町の洋食屋さん」として根付いています。
「南海系」というコトバを生み、そのインスパイア店も含めたカツカレー文化への影響は多大!

▼スパイスカフェ

押上に輝く名店として日本中から憧憬を集めてきた「スパイスカフェ」が業態をガラリと変えたのは2016年10月のこと。
四季折々の食材を活かしたスパイス料理コースと、ワインとのペアリング。
インドやスリランカのスパイス料理を熟知したその先に、季節料理のコースへと行き着いたその思い切りは、来るべき日本スパイス料理文化への先見性溢れる取り組みです。

▼MOKUBAZA
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「神宮前キーマカレー激戦区」の中心的存在であり、インパクトあるビジュアルと味で詰めに行列店であり続ける、ドライキーマの王者。
実はこの店元々はBAR。お酒とともに愉しむカレーに革命を起こした店でもあり、グラフィックデザイナー出身であるオーナーによる「食のビジュアルデザイン」といった点でも先駆的存在である。
このSNS時代、カレーという食べ物の価値向上に多大な貢献を果たしているお店。


■名誉賞

▼サカエヤ

40年以上にわたって営業を続けるカレースタンド
カレーは待ち時間0分のスピード提供、カツは注文があってから揚げる、けんちん汁やサラダも全て手作りと、まさに「誠実」を絵にかいたようなお店
誰もが安心できるカレーを長きにわたって提供していることこを名誉賞に相応しいと考える(文:三吉さん)

■新人賞

▼Cini CURRY/チーニーカリー
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神戸のパキスタン料理の重鎮「タンドール」に師事。
現地の基本を踏襲しながらも、日本人としての感性を発揮し、
様々な食材や調理法を組み合わせた料理は、
ジャパニーズパキスタンカレーといっても良い新たなる境地です。(写真/文:TAKさん)

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今年はオリンピックイヤーを控え、首都圏のカレーやスパイス料理があらたな展開を見せてきたように感じます。
ひとつはハラール対応への具体的取組も、、そしてもうひとつは日本が他国に対し明らかに遅れていた、(おそらくはカレーというコトバが持つ大衆食イメージが理由)モダンキュイジーヌとしてのスパイス料理の台頭。
逆に東京を訪れる方々を通じ、、ニッポン発のカレーライス文化を世界にアピールする、またとないチャンスでもあります。

一方で、関西や地方でも新世代カレー店が次々に生まれていることにも注目。

日本のカレー事情、そしてスパイス料理事情は2020年、大きく変化するのではないでしょうか。



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●カレーは読み物!HOUYHNHNM(フイナム)にて『Curry Flight』連載中!
Curry Flight 第5便
カレーとハラール。文・写真:カレー細胞 | COLUMN | HOUYHNHNM(フイナム)


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