

「カレーショップ初恋」
2019年10月30日プレオープン。
実はここ、「スパイスバル317」「蕎麦バル1351」「香港バル213」などを展開する「スパイスバルグループ」初のカレー専門店なんです。

ビル地下に位置するこの場所は元々、58年営業を続けた「スナック千早」。
新たにオープンした「カレーショップ初恋」もその店名だけでなく、流れる音楽も昭和歌謡とイナタイ雰囲気を纏ったお店となっています。

料理メニューは独創的な「スパイスカレー」と、オリジナルアレンジを加えた「クラフトビリヤニ」の二頭立て。

今回は定番と限定の組み合わせに挑戦してみましょう。

★あいがけ ¥1200
・初恋チキンカレー
・限定 蝦夷鹿と甘栗の四川風キーマ
構成も、ビジュアルも、スリランカのライス&カリーを髣髴とさせる美麗な一皿。
実際、器もスリランカから直輸入したものだそうです。
早速いただいてみましょう。

◎初恋チキンカレー
まずは定番のこちら。
スリランカ料理に用いられるモルディブフィッシュ(ハガツオ)の出汁感がしっかり効いています。
時折感じるスルメのような食感はモルディブフィッシュのチップですね。
個性的でありながら飽きのこない、定番力の高いカレーです、
◎限定 蝦夷鹿と甘栗の四川風キーマ
細かく挽かれた蝦夷鹿は旨みたっぷり。
花椒の痺れ、砕かれた甘栗の甘みと食感、かなりメリハリのあるドライカレーとなっています。
これはかなりのオススメですね!
付け合わせにはビネガーが効いたひよこ豆サラダ、スリランカのポルサンボルなど。
味も食感も振り幅抜群の、楽しい一皿でした。
そしてこちら、単品カレーの追加もできるんです。

★小皿カレールー「愛のメモリー」 +¥300
松崎しげるばりに漆黒の豚軟骨ビンダルー。
なるほど。
こちら、スリランカの名建築家ジェフリー・バワが手掛けたホテル跡にあるレストランのレシピを基に、黒胡麻や香港の老醤油などを加えた独創的なビンダルー。
軟骨のコリコリ食感にブラックペッパーの刺激、ココナッツビネガーの酸味、さらにシナモンの甘い香りが加わり、なんだか酒が欲しくなってきますね。

★カルダモン梅酒
ということで一杯。
渋谷にもスパイス酒が飲める店が増えてきたのは頼もしいことですね。

★マサラチャイ ¥150
嬉しいスリランカのジンジャークッキー付きです。
全体的に料理はメリハリ強めで、お酒に合う味付け。
これから始まる夜の部は「スパイスバル キメラ」という名の飲めるお店になるそうです。
カウンター上にはスリランカの珍しいアラックもズラリ。

夜のスパイス呑みにも超期待ですね。
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この頃、地方のカレーがアツすぎる。 文・写真:カレー細胞 | COLUMN | HOUYHNHNM(フイナム)
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