オープンしてたった4日目の喫茶店に訪れたのは、ジョン・レノンとオノ・ヨーコの2人。
この瞬間に、この喫茶店の運命は決まりました。

歌舞伎座のちょうど真裏。「支那麺はしご」のビルの2階。

「樹の花」
今ではジョンとヨーコゆかりの喫茶店として、ファンが訪れる場所となっています。

天井が低く狭い階段さえも、ジョンとヨーコと同じ空間に身を投じる一つのコンテンツに。


直筆サインはじめ店内はジョンとヨーコづくし。
流れる音楽だってもちろん。
もしあの時、ジョンとヨーコが来ていなかったら?
もちろんこうではないわけで、運命というのは面白いものです。
だがしかし、私の動機は聖地巡りではありません。
喫茶店に求めるのは、珈琲とカレー。
実はこちらのカレー、喫茶店としては少し変わっているんです。

ライスかナンが選べるインド寄りのカレー。
定番メニューの「豆と野菜のカレー」に加え、スパイシーチキンカレー、なすのキーマカレー、玉子のココナッツカレーの3種がローテーションで用意されています。

★なすのキーマカレー ¥1150
この日は茄子キーマ。
キーマといってもドライタイプではなく、少し玉ねぎのとろみを感じるグレービータイプ。

優しい辛さと旨み、その中にクローブやマスタードシードが香ります。
程よい塩気もあり、しっかりとした味付けですね。

タンドール窯がない喫茶店ですから、ナンは窯焼きではありません。
フォカッチャのようでもありますが、それもまた喫茶店らしさか。

★セットコーヒー +¥500
このナンだけに珈琲との相性は抜群。
コーヒー自体もしっかりとしたアロマで、高いクオリティです。
そもそもビートルズ、ジョン・レノンとインドは切っても切れない関係。
独特の、深く潜りながら上昇するメロディは明らかにインドの影響でありますし。
ジョンとヨーコゆかりの喫茶店にインド風カレーがあるのも、自然な流れなのです。多分。
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この頃、地方のカレーがアツすぎる。 文・写真:カレー細胞 | COLUMN | HOUYHNHNM(フイナム)
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