いつも前を通り過ぎているラーメン店の前で、立ち止まった私。
スパイスレーダーが反応しています。

「ふるめん」
なんだか和食割烹のようですが、ラーメン店です。

あ、反応したのはこれか。
「シンガポールチキンラーメン」
ラクサか、カリーミーか、ホッケンミーか、それとも?
早速入ってみましょう。
店内もまるで和食割烹のようで綺麗。
ですがオーダーは券売機です。
独特のバランスやね。

★シンガポールチキンラーメン ¥1000
登場したのはラクサでもカリーミーでもホッケンミーでもなく、シンガポール海南鶏飯の蒸し鶏をのせた汁なしそば。
そう、「シンガポール」の「チキンラーメン」ではなく、「シンガポールチキン」の「ラーメン 」というわけです。
これはこれで面白い。

しっかりとした蒸し鶏にかかる、生姜ネギ塩ダレ。
たしかに海南鶏飯っぽい。
麺は細麺で、これまたシンガポールの屋台麺のよう。
なるほど、ラーメン屋店主が遊び心で作った、楽しい一杯でした。
そして、儲けものだったのがこちらのサイドオーダー。

★牛すじと煮豚のカレー 小¥330
なんとキュートな!!

タコさんウインナーの可憐さもさることながら、こちらカレーの味もなかなかのもの。
ラーメンの仕込みスープを用いていると思われる濃厚な旨味に、ほど良き辛さ。
そこに牛すじと、解れたチャーシューが詰まっております。
まさにラーメン店でしか味わえない、ラーメン店にしか作れない、ラーメン店ならではの美味しいカレーライス。
今回は「小」サイズでのオーダーでしたが、周囲にはこのカレーライスをフルサイズで召し上がっている方も何人かおり、人気のほどが伺えます。
いやあ、ふと入ったラーメン屋のカレーが美味しい時ほど嬉しいことはないですね。
ちなみにこの「ふるめん」というお店、実は西麻布の和食屋「ふるけん」の系列。
どうりで雰囲気がそうなわけだ。
昼はラーメン店としての営業ですが、夜は様々な中華料理を提供しているそうです。
今回いただいたカレーも夜は「タコさんウインナーカレー」という名でオンメニュー。
麻婆豆腐もなかなか美味しそうです。
しかも営業は深夜3時まで。
こりゃあ、夜も行くタイミングを見図らねばなりませんね。
●「カレー細胞」Facebookページ
https://www.facebook.com/CurryCell
●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell
●カレーは読み物!HOUYHNHNM(フイナム)にて『Curry Flight』連載中!
Curry Flight 第3便:カレーに合うお酒【ビール編】 文・写真:カレー細胞 | COLUMN | HOUYHNHNM(フイナム)
⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。



関連ランキング:ラーメン | 六本木一丁目駅、六本木駅、赤坂駅
- 関連記事
-
- 肉屋のランチは爽やかなスパイスカレー。「听屋 POUND-YA」(六本木) (2019/10/22)
- ふと入ったラーメン屋のカレーが美味しい時ほど嬉しいことはない。「ふるめん」(六本木一丁目) (2019/10/19)
- 六本木一丁目、駅直結のランチビリヤニ。「ディップパレスヘリテイジ 六本木店」(六本木一丁目) (2019/10/10)