

「ビエンチャン」
オープンは2018年3月9日。
一年半も経っていたのかぁ。
店名はラオスの首都。
多分そうだと思って聞いたらママはラオス・ビエンチャン出身。
バンコクのドンムアンに住んでいたそうです。

店内は居酒屋風でまあ、落ち着く落ち着く。
食事メニューはラオス料理と共通項の多いタイ東北/北部料理が中心。


わかりやすい日本語訳をしてくれているので逆に、「あれ?これはゲーンオム?ゲーンソム?トムセープ?」なんて感じに脳内逆翻訳しちゃったり(笑)

★らおらお ¥500
まずはラオス焼酎。
ロックでお願いしたら氷少なめ、たっぷり注ぎで嬉しく酔えます。

★牛肉ハーブ和え(ラープヌア)¥800
細かくジューシーな牛挽肉に絶妙な辛さと酸味。
そこにバジル&ミントが強く香り、小細工なしで素晴らしいハーモニーを生んでいます。
これは食材によるものではなくひとえに、シェフの技量とセンスによるもの。
この一品でワタクシちょっと、眼がキラッとしてしまいました。
であれば普通の焼きものや炒めものじゃなく、シェフのセンスが問われる品を頼んでみようじゃないか!
(高飛車ですみません、高揚してました。)

★カレーラーメン(カオソイ)¥900
チェンマイ名物、タイのココナッツカレーに麺、美味しくならないはずはないでしょー的な一杯ですが、意外とこれが難しい。
日本のラーメン文化が先進的すぎるのか、「あそこのカオソイ美味しい」と言われる店に行っても「ん?こんなもん?」と思うことしばしば、
ですがこちらのカオソイ、登場したビジュアルからして、期待が確信に変わりました。

カレー汁の辛さとまろやかさのバランス、
揚げ麺とゆで麺のバランス、
恐らくはカオマンガイと共通であろう鶏むね肉のボリュームと旨さ、
しっかりめの塩気、具材の食感、
そしてカー(ガランガル)がガッツリ効いた個性。
これ、カオソイの完全体じゃないですか!

★シンハービール ¥600
ラオスからタイ、日本と、3つの国を跨いだ女性シェフの迷いなき味付け。
ズバリ、こちらはセンス溢れる隠れた名店であります。
嬉しいですね。
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