いわば大都会の中の場末。
派手にブッかました後に物悲しくなって、自分がこのデッカい街の中の、壊れても誰も気にしない小さな部品であることをしみじみ再確認する場所であります。

「麻布ラーメン 麻布十番店」
なぜだろ?ここに寄る時はいつも雨なんですよね。

豚骨の匂いと煙草の匂い。
お冷のグラスだって心持ちヌルッと香る。
なんだろうな、真ん中に行こう行こうと思うほど、場末に来ちゃうのは。
せめてもの反逆として「麻布ラーメンなのにラーメンを食べない」というオーダーを繰り返してみるのです。

★カレー炒飯 ¥850
実は「麻布ラーメン」で一番満足度高いメニューはキムチ炒飯。
ここのラーメンには絶望的に合わないここのキムチですが、炒飯でいただくと抜群の旨さを発揮する、気がする。
けれどカレー炒飯だって美味いんですよ。
カレー粉の濃厚な味わいに鉄鍋の香りが乗って・・・

なんてイメージで食べたら、あれ?
今日はなんだか薄味だ。
まあ日によってムラもあらあな。

あれ?こんなスープ付いてきたっけ?
しかもこれ、豚骨ラーメンのスープじゃないか。
炒飯をスープにつけていただけば、カレー味は引っ込みヌルッと豚骨味に。
そう、どう足掻いても所詮俺らは豚の骨。
スープが出尽くしたらゴミ捨て場行きよ。

★餃子 ¥650
普通より一回りデカい餃子。
辛味噌どっぷりつけていただきます。
結局、場末感(BSK)の渦から逃れきれず腹だけ満タンに。
東京という白昼夢は、まだまだ続くんですよ。
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