単に帯広市民全員が知っているというレベルではなく、誰に話しかけても「インデアン」のどの店が好きかとか、どのオーダーが好きかとか、語りはじめるほど。
帯広市民は、お気に入りの「インデアン」に鍋を持ってきてカレーをテイクアウト、家庭で「インデアン」のカレーを楽しみます。
つまり「インデアン」は単なる外食ではなく、地元の味であり家庭の味。
まさに街中が「インデアン漬け」なのです。
かような存在であるが故、「インデアン」には虚実入り混じった様々な「逸話」があります。
今回は帯広市民から伝え聞いた様々な逸話も交えながら、実食レポをしてみましょう。
訪れたお店はこちら。

「インデアン まちなか店」
帯広市内に点在する「インデアン」ですが、ここが最も駅近。
白亜のカレー宮殿はもはや、帯広中心街のランドマークとなっています。
ここで注意したいのは、これが本店ではないということ。
実は「インデアン本店」というのは存在しません。
本部にあたるのは、帯広駅至近にある超老舗洋食店にして、帯広オンリーワンなファミレスでもある「ふじもり」。
ここがカレー専門店舗として展開しているのが「インデアン」であるというわけなんです。
「インデアン」のカレーはベースが
・ベーシックルー
・インデアンルー
・野菜ルー
の3種類。
それぞれ味わいが異なり、好みもそれぞれ。
さらにトッピングと辛さが選択可能。
例えば、「インデアンカツ辛口」といったオーダーとなります。
通の方は「インデアン野菜」といったようにルーのミックスにこだわることもあるようですよ。
価格はベーシックな「インデアン」で税込み453円。
あの「ココイチ」が帯広に進出した際、瞬殺で撤退を決めたという噂も頷けます。
現時点で、私のベストチューニングはこちら。

★インデアンカツ&チキン 大辛
(インデアン¥453+カツ¥259 チキン¥194)
濃厚スパイシーなインデアンルーにカツ&チキンを大辛で。
カレーライスとしか呼びようのないベーシックな味わいながら、絵も云われぬ独特の中毒性。
ムワッと、ピリッと、モホッと。
上手く言えませんが、食べた後記憶に残り、またすぐ食べたくなる味。
マジで毎日でも食えます。

★ベーシックえび 辛口¥637
こちらはより家庭的なベーシックルー。
インデアンルーよりはまろやかながら、味はしっかり。
何より、エビのプリプリ感が引き立ちます。

★野菜 辛口¥453
3つめのルー、野菜。
野菜の旨味と甘味が特徴的。
ジャガイモ、ニンジンもホクホク。
北海道食材を堪能です。
ルーの種類、辛さ、トッピング、好みはそれぞれ。
しかし、これだけ根強く支持されている「インデアン」、なぜ帯広と近隣地域にしか展開しないのでしょう?
道外進出は??
とにかく、帯広の人と話すとどんどん出てくる「インデアン」の逸話。
面白い逸話知ってるよーなんて方がいたら、ぜひ教えていただきたいものです。
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