やっと行けました。
群馬総社駅から徒歩15分~20分ほどで見えてくる極彩色のお店。

「インド食堂チャラカラ」

お店の内外を彩るのは、
南インド料理ユニットマサラワーラーのタケダワーラーとしても知られる武田尋善画伯のアートたち。

所せましと!

賑やかに!

シュールに!

おごそかに!

もう美術館としてだけでも来た甲斐があるってもんです。
素晴らしすぎますね。
実はこの時、知る人ぞ知る巨匠シェフ、マハリンガムさんが期間限定で在籍中。
「ヤジニ」閉店後、一時的にここ「チャラカラ」で料理をふるまっていたんです。
この期間はメニュー構成もオーナーシェフの岡田さんではなく、マハリンガムさんが主導とのことで、
実に貴重な群馬ミールスとなっていたのでした。

この日のミールスはタミル式のベジ。

そこにノンベジのカレーを単品追加できるシステム。
となればせっかくなので、全種行っちゃいましょう。

★ベジミールス ¥1200
・サンバル
・ほうれん草のクートゥ
・かぼちゃのコロンブ
・ラッサム
・ライス
・ハルワー
・野菜3品
・パパド
・チャトニ
★ノンベジ4品 ¥1300
・マトンフライ
・ムッタコロンブ
・チキンレバーフライ
・チキンとじゃがいものカレー
いやぁ、実に豪華。
黄色からオレンジに色味が傾いた独特のルックスであります。

ゴールデンミールスとでも呼びたくなるような。


基本のラッサムもサンバルももちろん美味いのですが、この日特に響いたのは、
ほうれん草のクートゥに、かぼちゃのコロンブ。
スパイスのフレッシュな香りがありつつ、ニンニクは控えめ。
素材の味わいをしっかり活かしています。
野菜が旨い群馬という地の利を生かしたチューニングに熟練の技を感じますぞ。

対するノンベジは肉肉肉祭り。
羊に玉子にレバーに鶏肉、ドライとウェットを使い分けており飽きることはありません。
こちらもそれぞれの肉の味を活かしたチューニング故、ベジとは混ぜ合わせずにいただきました。
素材を見極め、それを活かす、引き算のバランス感覚。
ニンニクと塩強めにしてファーストアタックガツーン!ガツーン!ってのも良いけれど、食べ進むにつれ満足感が満ちていく味わいはなかなかできるもんじゃありません。
しかも、食後胃がスッキリするという、医食同源を体感できますし。

食後のチャイはマハさん直々のエアブレンドで。

★チャイ ¥200
スッキリの極みです。
フェーン現象によって、日本でも特に気温上昇が著しいとされる群馬県。
暑い南インドの健康食を美味しくいただくには格好の立地なのかもしれませんね。
マハリンガムさんは5月6日でここ「チャラカラ」での務めを終了。
今後は東京から複数のオファーがあるそうで、果たしてどこに落ち着くのやら。
一方こちら「チャラカラ」はGW明けの5月7日~24日まで渡印の為お休みだそうです。
この日も厨房でマハリンガムさんとやり取りしていた岡田さん。
巨匠の薫陶、そしてインドでの収穫と、営業再開後が楽しみなお店であります。
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