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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

赤星憲広、突然の引退。

プロ野球阪神タイガースの赤星憲広選手が突然の現役引退発表。

その内容はショッキングでした。

中心性脊髄損傷。

これ以上野球を続けると命の危険がある。

とのこと。

今年9月12日の横浜戦、
2年前にダイビング捕球を試みた際痛めた首を同様のプレーで再び痛めた。
医者の診断は「中心性脊髄損傷」。
現代医学では完全な治療が存在しないとも言われる重傷。

現役への気持ちが強い赤星選手は、いくつもの病院を回ったそうですが、
「あと一回やると命の危険がある」と言われ、引退という苦渋の決断をしたのだそうです・・・

凄い選手でした。

身長わずか170cmの小柄な体。
パワー不足から、プロで通用するのかという疑問の声もあった中、
入団会見では「新庄さんが抜けた穴は僕が埋めます」と堂々宣言。
その宣言通り、1年目は39盗塁で堂々の盗塁王と新人王を獲得。

粘り強い打撃と俊足で「レッドスター」「スピードスター」と呼ばれ、
新人からなんと5年連続で盗塁王。
攻守走と、身長をハンデともしない熱血プレーで熱狂的なファンを増やしてきた。

2003年からは盗塁数に応じて車椅子を寄付する活動を開始。
骨肉腫を患い、足の切断を迫られていた3歳下の女性ファンが
「足を切るくらいなら死んだほうがまし」と話していたのを知り、
「一日でも長く生きて、球場に来てほしい」と車いすを贈ることを彼女に誓った。
しかし女性は04年1月に死去。
「彼女には乗ってもらえなかったが、車いすを必要とする人たちの気持ちにこたえたい」
と寄付活動を決意した。

2005年には肋骨を骨折。
しかしたった一試合欠場しただけで試合に出続けた。

そして2007年、広島戦で首を痛め「頸椎(けいつい)椎間板ヘルニア」と診断。
この時から赤星選手は首に爆弾を抱えながらプレーすることになる。

この頃だったか、
雑誌かなにかのインタビューで赤星選手が言っていたのを思い出す。
「できるだけ長く野球を続ける、というより、
たとえボロボロになってでも、全力でプレーをし続けたい。
たとえ、短い野球人生となっても」

熱血漢でまっすぐな性格は、ファンの誤解を呼んだこともある。
2008年のソフトバンク戦ではヒーローインタビュー中のファンのヤジに怒りで反撃、
2chを盛り上がらせたことも。

やはりその熱い性格ゆえ、
首を気遣う半端なプレーはできなかったのだろう。
赤星はグラウンドを縦横無尽に走り続けた。
そして9月12日のダイビングキャッチ。
引退会見で、この時のことに聞かれた赤星はこう答えている。

「後悔はしていない。野球人の本能としてやった。
ダイブした後、両足がまったく動かなかった。
グラウンドで死ねれば本望と言うが、それが本望とは思えない恐怖心があった。
今でも夢にあのシーンが出てくる。」

引退会見の日、最後の車椅子贈賞式が行われた。
式は赤星選手の希望で、甲子園球場のセンター守備位置の付近で行われた。
今年の31台を加え、7年間で贈った車いすは301台。

「これから100台でも200台でも贈り続けたかった。
甲子園の芝生の上に立つのは最後。寂しい気持ちもある」と赤星は語った。

33歳。プロ生活わずか9年とは思えないほどの強烈なインパクトを残し、
レッドスターは甲子園から姿を消す。

引退会見で赤星選手はこう言った。

「今はゆっくり寝たい」と。

・・・赤星選手、ありがとうございました。

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コメント

2. 無題

>鵡川えりもさん

敵にせよ味方にせよ、個性的な選手が沢山いてこそ、野球は盛り上がるのですから、
赤星選手のような「走りのエキスパートが居なくなるのは寂しい限りです。

  • 2009/12/10(木) 22:31:27 |
  • URL |
  • ropefish #79D/WHSg
  • [ 編集 ]

1. 巨人ファンですが

 赤星選手の俊足堅守のプレースタイルは好きでした(塁に出ると嫌でしたけど)
 車椅子寄付活動も怪我も知っていましたが、まさかあんなに危険な状態だったとは・・・
 まずは体を直して指導者として復帰してほしいですね

  • 2009/12/10(木) 20:19:27 |
  • URL |
  • 鵡川えりも #79D/WHSg
  • [ 編集 ]

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