いや、インド料理としてのカレーじゃないんです。
あくまで日本のカレーライス文化の延長線上にありつつ、カレー粉からではなくスパイスから調合して作るカレー。
「ボルツ」「夢民」「エチオピア」・・・
1960年代から1980年代にかけ登場したこれらのお店が日本のスパイス文化に与えた影響は計り知れません。
いわば、カレーライスとスパイスカレーを繋ぐミッシングリンクとでも言うべき立ち位置。
そして、そんな「昭和インドカレー」のお店が東京以外にも時々残って頑張っており、ネットで広く知られてはいないものの、根強いファンに支えられているんです。
千葉県船橋。
不動の人気店「サールナート」から徒歩3分ほどの場所。

「インドカレー サーラ」
一瞬「インド料理店?」と思うのですが、佇まいがなんとも独特。

実はこちら創業1978年、今年で41年になる老舗インドカレー店だったんですね。

年月の積み重ねでしかなし得ない、なんとも落ち着く空気感。

カレーには単品と、

カレー2品にナンやタンドールチキンがついたセットとがあります。
その他、いわゆるインド料理店とは違う楽しみとして、
全てのカレーをカツカレーにできたり、ボードにはモツ煮やサザエ壷焼きなど居酒屋メニューがあったり。

★チキンカレー ¥780
この日は単品オーダーしてみました。
インド人もビックリの和式ビジュアルですね。
ドリンクはサービス、オニオンアチャールも言えば無料で付けてくれます。

サラッとした口当たりのカレー。
めちゃくちゃ辛いわけではないですが、じんわりきます。
あぁ、この感じ。好み。
インド料理店でもココイチでも出会えないんだよなぁ。
そして、こういう切り口のカレーの新店が出てくるのもなかなか期待できないし。
船橋が誇る「昭和インドカレー」。
こりゃあ再発見・再評価の機運を高めねば。
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