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芝浦名物モルガランチ。「インド料理 ラフィー」(田町)
category - [品川,田町エリア]
2019/
04/
18芝浦の「ボンディ」に行こうとしたら、隣のインド料理屋さんが何やら普通じゃない感じ。

「インド料理 ラフィー」
いわゆるインネパとは違う空気感・・・

実はここ、ムスリム系のインド料理店でした。
お昼過ぎのこの時間、店の奥の小さなスペースでちょうど、店員さんが礼拝中。
小ボリュームながらコーランが聴こえてきます。
メニューを見ればいわゆるナン&カレーセット以外にもあれこれ。


ビリヤニもあるし、ムスリムらしいビーフカレーも。
けれども迷うことなくこちらをオーダー。
どうやらお店の看板メニューっぽいです。

★モルガランチ ¥1480
・フルレッグカリー
・サフランサイズ
・キャベツソティー
・メスポテト
・ドリンク
モルガ?ムルギ?
聞けば「ムルギは雌鶏、モルガは雄鶏。」とのこと。
カタカナ表記の揺れはあれどたぶんウルドゥ語、モルグ・マッカーニーの「モルグ」と同じでしょう。
店主のラシドさん、「ナイルレストラン」名物のムルギーランチ(こちらはヒンディー語ベースでしょう)はもちろんご存知、というか構成的にも意識してる感じ。
メスポテト(マッシュポテトですね)を添えていたりね。
曰く「向こうは日本の米、うちインドの米」とのこと。

「向こうは味ないから全部まぜる。これは味あるから一つ一つ食べて。」
・・・めっちゃ対抗心剥き出しですね。

メインのカレーにはチキンレッグが丸々一本。
トマト感がけっこう強いです。
辛さはメニューMAXの5にしたのですが、さほど辛くはありません。
というか、辛くしないとイタリアンのトマトソースっぽくなるかも。

綺麗なバスマティのサフランライス、結構なボリューム。
ペース配分が必要です。

メスポテト(マッシュポテト)はマスタードオイルがっつん。
ん?これってベンガルのアルボッタやじゃないかしら???
ラシドさんに訊いてみたら「違う。うち全部インド料理。ベンガルじゃなくてインド。」とのこと。
まぁ、ベンガルもインドじゃない?なんて思うのですが、多分何かしらプライドの部分なのでしょう。
けど、たぶんベンガル・・・・のような気が・・・
キャベツソティーはココナッツファインたっぷり、マスタードシードも使ってて南インドのポリヤルみたい。
聞いてみたら「ちがう、これココナッツ使ってない、チャットマサラ。」
まぁ、どう見てもココナッツだしチャット味はしないのですが、多分何かしらプライドの部分なのでしょう。
けど、たぶんココナッツ・・・・
「美味しい?美味しかったらネットにアップして!『モルガランチ美味しかった』って。」
グイグイ来ます。
ボリュームたっぷり、満腹にてお会計。
「どう?向こうとどっちが美味しい?」
めっちゃ意識してます。
といっても「ナイルレストラン」のムルギーランチは大昔、カレーライス好きな日本人にインド料理を受け入れてもらうため編み出された歴史的メニュー。
一概に比較はできません。
「こっちのはだいぶインドらしかったです。」
と、巧く答えてみました。
「そう。インドらしい! 向こうは味ない。」
いやはや、揺るぎなきプライドと対抗心。
インドにはまだまだ、我々の理解が届かないメンタリティのバックボーンがあるようです。
刺激的なお店ですね。
●「カレー細胞」Facebookページ
https://www.facebook.com/CurryCell
●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell
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「インド料理 ラフィー」
いわゆるインネパとは違う空気感・・・

実はここ、ムスリム系のインド料理店でした。
お昼過ぎのこの時間、店の奥の小さなスペースでちょうど、店員さんが礼拝中。
小ボリュームながらコーランが聴こえてきます。
メニューを見ればいわゆるナン&カレーセット以外にもあれこれ。


ビリヤニもあるし、ムスリムらしいビーフカレーも。
けれども迷うことなくこちらをオーダー。
どうやらお店の看板メニューっぽいです。

★モルガランチ ¥1480
・フルレッグカリー
・サフランサイズ
・キャベツソティー
・メスポテト
・ドリンク
モルガ?ムルギ?
聞けば「ムルギは雌鶏、モルガは雄鶏。」とのこと。
カタカナ表記の揺れはあれどたぶんウルドゥ語、モルグ・マッカーニーの「モルグ」と同じでしょう。
店主のラシドさん、「ナイルレストラン」名物のムルギーランチ(こちらはヒンディー語ベースでしょう)はもちろんご存知、というか構成的にも意識してる感じ。
メスポテト(マッシュポテトですね)を添えていたりね。
曰く「向こうは日本の米、うちインドの米」とのこと。

「向こうは味ないから全部まぜる。これは味あるから一つ一つ食べて。」
・・・めっちゃ対抗心剥き出しですね。

メインのカレーにはチキンレッグが丸々一本。
トマト感がけっこう強いです。
辛さはメニューMAXの5にしたのですが、さほど辛くはありません。
というか、辛くしないとイタリアンのトマトソースっぽくなるかも。

綺麗なバスマティのサフランライス、結構なボリューム。
ペース配分が必要です。

メスポテト(マッシュポテト)はマスタードオイルがっつん。
ん?これってベンガルのアルボッタやじゃないかしら???
ラシドさんに訊いてみたら「違う。うち全部インド料理。ベンガルじゃなくてインド。」とのこと。
まぁ、ベンガルもインドじゃない?なんて思うのですが、多分何かしらプライドの部分なのでしょう。
けど、たぶんベンガル・・・・のような気が・・・
キャベツソティーはココナッツファインたっぷり、マスタードシードも使ってて南インドのポリヤルみたい。
聞いてみたら「ちがう、これココナッツ使ってない、チャットマサラ。」
まぁ、どう見てもココナッツだしチャット味はしないのですが、多分何かしらプライドの部分なのでしょう。
けど、たぶんココナッツ・・・・
「美味しい?美味しかったらネットにアップして!『モルガランチ美味しかった』って。」
グイグイ来ます。
ボリュームたっぷり、満腹にてお会計。
「どう?向こうとどっちが美味しい?」
めっちゃ意識してます。
といっても「ナイルレストラン」のムルギーランチは大昔、カレーライス好きな日本人にインド料理を受け入れてもらうため編み出された歴史的メニュー。
一概に比較はできません。
「こっちのはだいぶインドらしかったです。」
と、巧く答えてみました。
「そう。インドらしい! 向こうは味ない。」
いやはや、揺るぎなきプライドと対抗心。
インドにはまだまだ、我々の理解が届かないメンタリティのバックボーンがあるようです。
刺激的なお店ですね。
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