
「カレーノトリコ」
古民家調の前店舗から一転、店内が見えて明るい雰囲気になりましたね。
この日は平日13時ころ、タイミング良く並ばずの入店です。
店主のTシャツの背中にはデカデカと「気難しいクソ店主」の文字。
けれど緊張することはありません。
店員さんたちの連携プレーでやり取りもスムーズですよ。

メニューはレギュラーの「インド風カレー」と、そこにドライカレーをプラスした「あいがけカレー」の2種。
あ、ドライカレー単体はメニューから外したんですね。
あくまで主体は「インドカレー」ということ。
さらに具材や辛さ、トッピングが自由に選べるシステム。
実はこちらの店主あの「エチオピア」出身ということもあり、20辛とか30辛とかの設定もあるのですが、「前回プラス10辛まで」というルールが設けられています。
メニューにある10辛以上に挑戦するためには、履歴があるポイントカードを提示する必要があるわけですね。
ということで、ポイントカードは必ずゲットしておいてください。
ただし今回は激辛気分でなかったので、ほど良き設定でオーダー。

★あいがけカレー ¥1300
・具材=チキン
・辛さ=6
・気まぐれソース +¥200
実に個性的で美しい一皿ですね。

サラサラのインド風カレーの中には、アッツアツの焼きチキン。
このインド風カレー、以前よりさらに旨みが増してレベルアップしていますね。
お好み焼きの青のりの如くまぶされたカスリメティの香りでさらに完成されたバランスに。
今風のファッションとしてカスリメティをまぶすカレーも多い中、このカレーにはカスリメティが欠かせません。
トッピングしたこの日の気まぐれソースはクリームチーズとほうれん草のサグ。
インド風カレーの脇にかけられ、インド風カレーと融合しております。
良き深み増し。

ライスの上には牛すじを用いた濃厚なドライカレー。
フライドオニオンのザクザク感も楽しく完成度高い一品。
けれどインド風カレーと合わせて食べて欲しいという店側の思いもよく解ります。
今回辛さを控えたぶん、カレー自体の美味さ、レベルの高さを存分に感じ取ることができました。
やはり、素晴らしい名店ですね。
さて、ここで余談。
いや、余談じゃないかも。
ビジュアル的にも美しいこちらのカレー、俯瞰で撮った写真を見ると器の色が暗い側にカレー、明るい側にライスが配置されグラフィカルな効果を生み出しているんですね。
もしやと思い、最近のインスタ投稿写真を見ればこれはたまたまではなく、明らかに意図したレイアウト。
数年前の写真を見れば、皿と料理の配置はまちまちだったのですが。
こんなところからでもブラッシュアップを続けるお店の姿勢が伺えますね。
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