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南インドmeets十勝食材。名店ガネーシュの元シェフが開拓するあらたな地平。「南インド料理DAL(ダール)」(帯広)
category - カレー&スパイス・北海道
2019/
03/
28南インド料理の名店「ガネーシュ」で活躍した大村シェフが独立、故郷帯広の地で新たなお店をスタート。


「南インド料理DAL」(ダール)
2015年7月15日オープン。
鉄道の最寄り駅はなく、帯広駅から車で10分ほど。
そんな場所にありながら、ディナータイムは続々とお客がやってきます。
帯広は食のリテラシーが高いと聞いていましたが・・・東京より凄いかも。
大村シェフは帯広出身。
洋食やイタリアンを経てインド料理に開眼。
能見台「ガネーシュ」で修業の後、シェフを務めるようになりました。
日本の季節ごとの食材をふんだんに活かし、南インド独自のスパイスの香りに包み込んだハイブリッド料理が「ガネーシュ」の真骨頂。
ここ「DAL」でもそのスタイルはそのままで、圧倒的なポテンシャルを誇る北海道・帯広の食材を活かした素晴らしい料理の数々は、まさに「インドでも食べられない、ここでしかいただけないインド料理」。
往復飛行機&タクシー代の価値は十二分にあるんです。
それでは、1月にいただいた華麗な料理の数々をご紹介しましょう。

★エゾシカのスパイシーピクルス ¥324
★アンコウのスパイシーピクルス ¥231
その日のおすすめ料理はテーブル上にカードで紹介。
これは面白いアイデアです。
アンコウとエゾシカのピクルスなんて、贅を極めたスターター!
冒頭からノックアウトです。
合わせたワインはこちら。
★サトリ メルローマルベック ¥3519
インドワインも、ちょっと他にはない良いものを扱っているんです。

★厚岸産殻付きカキの焼きラッサム ¥556
北海道の牡蠣が美味いってのは、今回初めて知りました。
北海道随一の牡蠣の名産地、厚岸(あっけし)では一年中牡蠣が獲れるそう。
大ぶりで味濃くミルキーな牡蠣に、ブラックペッパーとマスタードシードががっつり効いたパンチある一品です。
こちら「DAL」では辛さの調整はなし。
その料理ごと、ベストな辛さで提供する大村シェフのこだわりなんです。

★本日のドーサ キーマとポーチドエッグ ¥880
南インドの軽食と言えばドーサ。
けれどこの店では普通じゃありません。
一見お洒落なガレット。
けれどもブワッと香るカルダモンが只者じゃありませんぞ。

★ディナーミールスセット ¥2361
・オイスターマサラ
・キーマカリー
・フレーバーライス(桜海老/コーン/ピーナッツ)
・豆と胡麻のポディ
・ココナッツチャトニ
・玉ねぎのアチャール
・ニンジンの和え物
・枝豆のラッサム
・パパド
折角なのでミールスも。
「ガネーシュ」時代も我々の舌をうならせた季節のミールスが、帯広野菜のチカラでパワーアップ!

冬の名物であるオイスターマサラ。
カルダモンがズバーン!と効いた鋭角的な香り・味付けはガネーシュ時代よりも振り切ってますぞ。
そして、今回一番強烈で、気を失いかけた一品がこちら。

★ナンドゥマサラ ¥1343
渡り蟹一匹丸々用いたスターシップ・トゥルーパーズな一皿!

贅沢過ぎる!

ちょっと正気を失う味・・・
旨味と香りがどうやったらここまで凝縮できるのか。
これは最早カレーであるとともにスパイス蟹味噌である!
スパイスの香りに乗って、カニの風味が口内に拡がります。
カニのポテンシャルがスパイスでここまで引き出されるとは驚き。
これはインド料理好き以外にも味わって欲しい逸品でした。
今期の提供は終了ですが、来年ぜひ!
★インド産生黒蜂蜜のハニーアイス ¥556
千葉「シタール」から取り寄せた黒蜂蜜は圧倒的美味さ。
★チャイ ¥463
香りにはじまり、香りに終わる、素晴らしいチャイでした。
「地方にも南インド料理店が」なんて次元を遥かに超え、東京からここ目当てに来る価値のあるお店。
帰り際、空港に向かうタクシーの運ちゃんが、
「あの店に行くなんて、お客さん食通ですね。」
「うちのお客さんでも毎週クルマ呼んでいただいて、通われてる方いますよ。」
と。
南インド料理かどうかに関係なく、美食の店として地元ファンがついているようですね。
実に素晴らしいことです。
(※突然のiPhone初期化につき写真歯抜けです。ご了承くださいませ。)
(外観写真はkeizo ohnoさん、ヨリさんに提供いただきました。ありがとうございます。)
●「カレー細胞」Facebookページ https://www.facebook.com/CurryCell
●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell
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「南インド料理DAL」(ダール)
2015年7月15日オープン。
鉄道の最寄り駅はなく、帯広駅から車で10分ほど。
そんな場所にありながら、ディナータイムは続々とお客がやってきます。
帯広は食のリテラシーが高いと聞いていましたが・・・東京より凄いかも。
大村シェフは帯広出身。
洋食やイタリアンを経てインド料理に開眼。
能見台「ガネーシュ」で修業の後、シェフを務めるようになりました。
日本の季節ごとの食材をふんだんに活かし、南インド独自のスパイスの香りに包み込んだハイブリッド料理が「ガネーシュ」の真骨頂。
ここ「DAL」でもそのスタイルはそのままで、圧倒的なポテンシャルを誇る北海道・帯広の食材を活かした素晴らしい料理の数々は、まさに「インドでも食べられない、ここでしかいただけないインド料理」。
往復飛行機&タクシー代の価値は十二分にあるんです。
それでは、1月にいただいた華麗な料理の数々をご紹介しましょう。

★エゾシカのスパイシーピクルス ¥324
★アンコウのスパイシーピクルス ¥231
その日のおすすめ料理はテーブル上にカードで紹介。
これは面白いアイデアです。
アンコウとエゾシカのピクルスなんて、贅を極めたスターター!
冒頭からノックアウトです。
合わせたワインはこちら。
★サトリ メルローマルベック ¥3519
インドワインも、ちょっと他にはない良いものを扱っているんです。

★厚岸産殻付きカキの焼きラッサム ¥556
北海道の牡蠣が美味いってのは、今回初めて知りました。
北海道随一の牡蠣の名産地、厚岸(あっけし)では一年中牡蠣が獲れるそう。
大ぶりで味濃くミルキーな牡蠣に、ブラックペッパーとマスタードシードががっつり効いたパンチある一品です。
こちら「DAL」では辛さの調整はなし。
その料理ごと、ベストな辛さで提供する大村シェフのこだわりなんです。

★本日のドーサ キーマとポーチドエッグ ¥880
南インドの軽食と言えばドーサ。
けれどこの店では普通じゃありません。
一見お洒落なガレット。
けれどもブワッと香るカルダモンが只者じゃありませんぞ。

★ディナーミールスセット ¥2361
・オイスターマサラ
・キーマカリー
・フレーバーライス(桜海老/コーン/ピーナッツ)
・豆と胡麻のポディ
・ココナッツチャトニ
・玉ねぎのアチャール
・ニンジンの和え物
・枝豆のラッサム
・パパド
折角なのでミールスも。
「ガネーシュ」時代も我々の舌をうならせた季節のミールスが、帯広野菜のチカラでパワーアップ!

冬の名物であるオイスターマサラ。
カルダモンがズバーン!と効いた鋭角的な香り・味付けはガネーシュ時代よりも振り切ってますぞ。
そして、今回一番強烈で、気を失いかけた一品がこちら。

★ナンドゥマサラ ¥1343
渡り蟹一匹丸々用いたスターシップ・トゥルーパーズな一皿!

贅沢過ぎる!

ちょっと正気を失う味・・・
旨味と香りがどうやったらここまで凝縮できるのか。
これは最早カレーであるとともにスパイス蟹味噌である!
スパイスの香りに乗って、カニの風味が口内に拡がります。
カニのポテンシャルがスパイスでここまで引き出されるとは驚き。
これはインド料理好き以外にも味わって欲しい逸品でした。
今期の提供は終了ですが、来年ぜひ!
★インド産生黒蜂蜜のハニーアイス ¥556
千葉「シタール」から取り寄せた黒蜂蜜は圧倒的美味さ。
★チャイ ¥463
香りにはじまり、香りに終わる、素晴らしいチャイでした。
「地方にも南インド料理店が」なんて次元を遥かに超え、東京からここ目当てに来る価値のあるお店。
帰り際、空港に向かうタクシーの運ちゃんが、
「あの店に行くなんて、お客さん食通ですね。」
「うちのお客さんでも毎週クルマ呼んでいただいて、通われてる方いますよ。」
と。
南インド料理かどうかに関係なく、美食の店として地元ファンがついているようですね。
実に素晴らしいことです。
(※突然のiPhone初期化につき写真歯抜けです。ご了承くださいませ。)
(外観写真はkeizo ohnoさん、ヨリさんに提供いただきました。ありがとうございます。)
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