名古屋駅近く、太閤通り沿いにできたスパイスカレーのお店。

「スパイスカレーあかつ亭」
2017年11月15日オープン。
まだ開店一年未満ながら、今や大人気。
この日は日曜日でしたが、開店時間11時の時点で待ち客11人、11時3分の時点で満席という繁盛振りでした。

私は列の3人目。
オーダーも料理の提供も待ち順だったので、入店から10分もしないうちに料理がやってきましたが、開店時に入店した11人めの料理提供は11時25分。
早めに並ぶのが良さそうですね。
さて、今週のカレーはこちら。

もうこのラインナップだけで、季節感と出汁感をテーマに据えていることが見てとれますね。
選んだのはこちら。

★2種盛り ¥1100
・大根とサバのカレー
・スリランカ風チキンカレー
・砂肝マサラトッピング +¥200
2種盛りですが、特にカレーとカレーの間に堤防はありません。混ぜ合わせていただく想定ですね。

まず、大根とサバのカレー。
和風であることは想像つきましたが、想像以上に和風でした。
大根にサバの旨味が染み、これは最早スパイスおでんです。
そしてスリランカ風チキンカレー。
スリランカ「風」とあるように、エッセンスは取り入れつつオリジナル。
つまりスリランカでローストしたミックススパイス(ローストトゥナパハ)とモルディブフィッシュ(ハガツオ)を用いるのに倣い、ローストしたカレー粉とカツオ出汁を使ったカレーです。
大阪スパイスカレーのようにカスリメティがまぶされている一方で、生のカラピンチャ(カレーリーフ)も用いられており独自のスタンスが伺えます。

細かいパウダー状のポルサンボルもかなりのカツオ感。
トータルとしてみても、出汁感にかなりのフェチを感じますね。
一方で添えられたゴボウにはちょっとネパールテイストも感じられ、なるほどそっちもありか。

大阪スパイスカレーのカタチをしつつも極論、スパイス料理のエッセンスを用いた、ワンプレートの和食。
独特のスタイルといえましょう。
金土の夜営業はダルバートの提供、こちらも評判いいみたいですよ。
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