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アットホームな雰囲気で、ハードコアなタイ南部料理。「ポム」(田端)
category - [田端,日暮里エリア]
2018/
07/
31辛さオーケーなタイ料理好きの間で人気なのは東北イサーン料理や、北部チェンマイ料理。
けれども、もっと辛い料理は南部にあるんです。
ですがこのタイ南部料理を提供するレストラン、バンコクでもそれほど多くはなく、ましてや日本となれば激レアレベル。
(やけに有名になったマッサマンカレーを除く)
関東だと大久保「ルンルアン」、綱島「タイタニ」、神田「あろいなたべた」、池袋「ピラブカウ」「バーンカオケン」、川越「ランマイ」などでタイ南部料理が提供されていますが、2017年に誕生したこのお店は、その真打ちと言って良いのではないでしょうか。

「ポム タイ料理」
場所は田端。
上述の「ルンルアン」が一時期田端に移転しており、大久保へと戻ったその跡地に2017年3月オープン。

女性シェフのポムさんはタイ南部スラーター二―県出身。
日本大使館でも働いていたことのあるベテランです。

この店には日本人にも親しみがあるタイ料理に加えて、ポムさんの故郷の味である南部料理もラインナップ。
いやがおうにもテンション上がるってもんです!

★チャンビール ¥600
まずは乾杯。
プーケットビールがあったらなお良かったな。

★クアクリング ¥1000
他店では「クワクリン」「クアクリン」「クワキン」などとも呼ばれる、タイ南部の代表的な激辛挽肉料理。
東北や北部のラープと比較されることも多いですが、こちらはよりストレートな辛さ。
メニューには「南から来たおふくろの味」とありますが、随分ハードな母さんでありますね。
ビッグバッドママ的な。
辛さも味も最高です。
次にやってきたのはビジュアル的にも最高な一品。

★ホーモック ¥1300
この料理を始めて食べたのは、LAのタイ料理屋。
その時のメニュー名は「Hidden Treasure」という表記でした。
言い得て妙ですね。

一つ一つの蓋の下に、タコ焼きのように入った蒸し焼き料理。
実はこれ、白身魚をスパイスとココナッツミルクで蒸した、タイ南部のいわば「蒸しカレー」なんです。
黄色い色はターメリック。
半島でマレーシアと繋がっているタイ南部は、マレー料理やムスリムの食文化が入っているんですね。
この「ホーモック」には、バナナの葉で包んで蒸したバージョンもあり、味も見た目もマレーの「オタオタ」そっくりだったりするんです。
ちなみに辛さは殆どなし。
タイ料理にもいろいろあるんです。

★ハイボール ¥400
用いているのはタイウイスキー。
この日はセンソムがあったので、そちらをベースにお願いしました。
さて、まだまだ南部攻め、行きますよ。
南部の汁物系としては、酸っぱいゲーンソムもあったのですが、ここはひとつダメ元で、メニューにない品をオーダー。

★ゲーンタイプラー
★カーオスワイ ¥200
タイ南部料理で一番好きな、けれど一番パンチある辛さのゲーン。
発酵させた魚の内臓から作った調味料「タイプラー」によるええ感じの旨み(臭み)と、ストレートにブッ刺してくるような辛さが超絶な魅力。
タイ人でも敬遠する人が多い、「タイで一番辛いゲーン」、けれどいろいろ突き抜けた先の爽やかさは、味わった人にしかわかりません。
メニューにない裏メニューではありますが、辛さ耐性のある方なら絶対試していただきたい絶品ゲーンです。
そしてこの刺すような辛さは、水を飲んでも拡がるだけ。
そんなときお勧めなのがこちら。

★カイ チョ ムーサップ ¥800
タイの豚挽き肉入りオムレツ。
私はタイの辛い料理を食べるとき、サイドメニューでこれを良く頼むんです。
(南部料理だけじゃなく、大抵のタイ料理店にあるのですが、日本人には無視されがちな品)
辛いものを食べた後、これを口に入れたときのなんとも言えない幸せ感・・・・まるで天使の抱擁のような・・・・
ぜひ、合わせて試してみてくださいね。
店内の穏やかな空気とは対照的な、ハードコアな辛旨南部料理。
けれど、この店が限られたマニアだけのものじゃないことは、壁を見ればわかります。

常連さんたちが貯めている、ポイントカードがびっしり。
激辛南部料理を食べなくても、ステキなお店なんですよ。
●「カレー細胞」Facebookページ
https://www.facebook.com/CurryCell
●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell
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けれども、もっと辛い料理は南部にあるんです。
ですがこのタイ南部料理を提供するレストラン、バンコクでもそれほど多くはなく、ましてや日本となれば激レアレベル。
(やけに有名になったマッサマンカレーを除く)
関東だと大久保「ルンルアン」、綱島「タイタニ」、神田「あろいなたべた」、池袋「ピラブカウ」「バーンカオケン」、川越「ランマイ」などでタイ南部料理が提供されていますが、2017年に誕生したこのお店は、その真打ちと言って良いのではないでしょうか。

「ポム タイ料理」
場所は田端。
上述の「ルンルアン」が一時期田端に移転しており、大久保へと戻ったその跡地に2017年3月オープン。

女性シェフのポムさんはタイ南部スラーター二―県出身。
日本大使館でも働いていたことのあるベテランです。

この店には日本人にも親しみがあるタイ料理に加えて、ポムさんの故郷の味である南部料理もラインナップ。
いやがおうにもテンション上がるってもんです!

★チャンビール ¥600
まずは乾杯。
プーケットビールがあったらなお良かったな。

★クアクリング ¥1000
他店では「クワクリン」「クアクリン」「クワキン」などとも呼ばれる、タイ南部の代表的な激辛挽肉料理。
東北や北部のラープと比較されることも多いですが、こちらはよりストレートな辛さ。
メニューには「南から来たおふくろの味」とありますが、随分ハードな母さんでありますね。
ビッグバッドママ的な。
辛さも味も最高です。
次にやってきたのはビジュアル的にも最高な一品。

★ホーモック ¥1300
この料理を始めて食べたのは、LAのタイ料理屋。
その時のメニュー名は「Hidden Treasure」という表記でした。
言い得て妙ですね。

一つ一つの蓋の下に、タコ焼きのように入った蒸し焼き料理。
実はこれ、白身魚をスパイスとココナッツミルクで蒸した、タイ南部のいわば「蒸しカレー」なんです。
黄色い色はターメリック。
半島でマレーシアと繋がっているタイ南部は、マレー料理やムスリムの食文化が入っているんですね。
この「ホーモック」には、バナナの葉で包んで蒸したバージョンもあり、味も見た目もマレーの「オタオタ」そっくりだったりするんです。
ちなみに辛さは殆どなし。
タイ料理にもいろいろあるんです。

★ハイボール ¥400
用いているのはタイウイスキー。
この日はセンソムがあったので、そちらをベースにお願いしました。
さて、まだまだ南部攻め、行きますよ。
南部の汁物系としては、酸っぱいゲーンソムもあったのですが、ここはひとつダメ元で、メニューにない品をオーダー。

★ゲーンタイプラー
★カーオスワイ ¥200
タイ南部料理で一番好きな、けれど一番パンチある辛さのゲーン。
発酵させた魚の内臓から作った調味料「タイプラー」によるええ感じの旨み(臭み)と、ストレートにブッ刺してくるような辛さが超絶な魅力。
タイ人でも敬遠する人が多い、「タイで一番辛いゲーン」、けれどいろいろ突き抜けた先の爽やかさは、味わった人にしかわかりません。
メニューにない裏メニューではありますが、辛さ耐性のある方なら絶対試していただきたい絶品ゲーンです。
そしてこの刺すような辛さは、水を飲んでも拡がるだけ。
そんなときお勧めなのがこちら。

★カイ チョ ムーサップ ¥800
タイの豚挽き肉入りオムレツ。
私はタイの辛い料理を食べるとき、サイドメニューでこれを良く頼むんです。
(南部料理だけじゃなく、大抵のタイ料理店にあるのですが、日本人には無視されがちな品)
辛いものを食べた後、これを口に入れたときのなんとも言えない幸せ感・・・・まるで天使の抱擁のような・・・・
ぜひ、合わせて試してみてくださいね。
店内の穏やかな空気とは対照的な、ハードコアな辛旨南部料理。
けれど、この店が限られたマニアだけのものじゃないことは、壁を見ればわかります。

常連さんたちが貯めている、ポイントカードがびっしり。
激辛南部料理を食べなくても、ステキなお店なんですよ。
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