元寿司職人が創った、全く新しいスパイスカレー。「スパイスカレーとくじろう」(千駄木)

    2018年02月01日00:00  [田端,日暮里エリア] 写真あり

    千駄木に、元寿司職人が作るスパイスカレーのお店が誕生!


    「スパイスカレー とくじろう」

    オープンは2017年11月19日。

    10年前までここは寿司屋だった場所。
    当時寿司職人だった増田さんが一念発起、繁盛していた寿司屋をたたんでカレー修業の道へ。

    スリランカ料理、インド料理などさまざまなカレーシェフから技を教わりつつ、いろんなカレーを食べてきた結果、
    どの店にも似ていない、他にはない独自のカレーを作り上げました。


    外観にも、内装にも、寿司屋の面影が残っていますが、ここはカレー屋。


    ズラリと並ぶスパイスが空間に映えますね。


    カレーのベースは2つ。
    ・カレーソース
    ・キーマカレー

    メニュー写真はどれもキャッチー。
    超豪華な牛タンがライスの上にドン!と鎮座するさまなど、寿司ネタとシャリの関係性を彷彿とさせます。


    ★ダブルカレー ¥950
    ・トッピング 牛すじ100g +¥200


    牛タンは次回にして、今回は2つのカレーが一度に楽しめる「ダブル」に。
    辛さは追加せずデフォルトで、カレーソースの具材として牛すじをトッピングしてみました。

    どっしりとした器に、和の心を感じますね。
    早速いただいたてみましょう。


    キーマは鶏と牛の合い挽き。
    インドやスリランカのエッセンスが入りつつも、他のどこにも似ない仕上がり。
    マスタードシードなどホールスパイスの香りもふくよかですね。

    対する黒いカレーソース。
    これがまた独特。
    牛の旨みが感じられるサラリとしたカレーは、どちらかといえば欧風寄りの味。
    ファーストアタックとしては辛さや濃厚さは特に感じないかわりに、仄かな旨み、苦み、そしてスパイスの焙煎香が。
    第一印象は、「めっちゃ爽やか」。
    けれど食べ進むにつれ、じんわりクワーッと体が温まってくるのがわかります。
    決して辛くはないのにHOT。ちょっと独特なバランスですね。

    牛すじも関西風の濃厚な味付けとは違って、ホロットした肉の食感重視。
    これをトッピングするだけでぐっと、ご馳走感がUPしちゃいます。

    そして、特筆すべきは「お米の美味しさ」。
    米粒のハリとツヤ、そして米自体の味がとにかく豊か。
    サラサラな黒いカレーソース、実はこれ、米を美味しくいただくためのベストチューニングなのでは?
    と思ってしまうくらい、日本米の美味さが引き立つカレーなんです。

    聞けば用いているのは宮城「コシヒカリ」と山形「はえぬき」のブレンド。
    食するぎりぎりで挽いてもらい、カレーでふやけない加減に硬め炊きしているそう。

    流石は元寿司職人、シャリへのこだわりは尋常ではありませんね。


    卓上のピクルスは甘み担当。
    味変が楽しめます。

    インドやスリランカ、欧風カレーのエッセンスを内包しながらも、全体として和の風合いにストンと落ちた、絶妙かつ、他に似たもののないスタイルのカレー。

    店名に「スパイスカレー」とありますが、まさに新しいタイプのスパイスカレー。

    カレーの未知なる可能性、まだこんなにあるんですね。


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    スパイスカレー とくじろう



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