同じ下北沢に2017年、「スパイスラーメン 点と線」をオープンした驚きも束の間、またまた下北沢に、今度はルーカレー(北海道でいうところの、スープカレーじゃない普通のカレー)のお店をオープン!

「Mikazuki Curry SAMURAI.」
2017年12月19日オープン。
おそらくこれは、ラーメンスープ文化と、カレーライス文化双方に育まれた北海道スープカレーを、今度はカレーラーメンとカレーライスに還元するという、「Samurai.」の野心的試み。
異文化許容度が高い下北沢の街は実験場として、うってつけですね。

カウンターに並ぶスパイス瓶。
一般的に用いられるものに加え、「SAMURAI.」ならではの花椒なども見受けられますね。

基本のカレーは3種。
辛さ、ライスの量、トッピングをカスタマイズする、北海道スープカレーのオーダー方式をとっています。

★赤ワイン仕立てのラムカリィ ¥1350
・辛口
・ライスM(200g)
・モリモリやさい +¥200
・侍.ザンギ +¥200
カレーが三日月に見える盛り付け。なるほど。
たっぷり贅沢なトッピングのほか、キャロットラペやピクルスで彩りを添えているあたり、トレンドもしっかり押さえています。

ホールスパイスの香りが効いたカレーは、いわゆる日本のカレーとスパイスカレーの中間的。
「エチオピア」よりもうちょい日本寄り。
むかし世田谷にあった「吉葉」とか、相模原「マボロシ」とかに近いカテゴリかも。
そして、立派なラム肉。
インド料理などの羊カレーと全く異なる、ガッツリ溢れる羊香はまさにジンギスカン。北海道の香り!
そして、モリモリやさいトッピングはマスト。
野菜が美味しいスープカレー「SAMURAI.」の血筋を感じることが出来ます。
嫌いな人がいない旨さのザンギも重すぎずグッドです。

★SAMURAI.オリジナルブレンドコーヒー(フレンチ)¥500
スープじゃないカレーときたら、食後のコーヒーは欠かせません。
こちらは札幌の人気コーヒーショップ「MORIHICO」の豆を使用、深いコクが堪らない逸品。
チョコが添えられている辺りもツボを押さえていますね。
(カレー×コーヒー×チョコでコンボ発動)
確かに、北海道スープカレーを経てからこそ作り出せた独特なカレー。
その新しい可能性を、しっかり堪能させていただきました。
賛否両論あれど、それもまた楽しいですよね。
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