
「HATOS OUTSIDE」(ハトス アウトサイド)
オープンは2015年、2017年9月26日にリニューアルし現在のカタチに。
最近勢いを増すスパイス居酒屋&BARの潮流にも合った、クラフトビールとカレーが楽しめるお店です。

ソリッドでありながら、どこか手作りの温かみがある店内。

アナログ盤の調べがも心地よいですね。

タップに並ぶクラフトビールは全てポートランド発。
ちょっと面白いラインナップです。

★GIGANTIC IPA(ハーフ) ¥700
あると頼んじゃうIPA。
ピールのような苦味はありつつも、割とすっきり。

★HATOS MOSCOW ¥900
つまりはモスコミュール。
しっかり辛口で良いモスコミュールです。
ナッツなどのおつまみもありますが、料理は完全にカレーメイン。
早速行ってみましょう。

★CURRY HALF & HALF (BEEF+CHICKEN) ¥1200
一見、インドカレーのように見えますね。

なだらかなドーム状のライスがお洒落。
炊くときに何かオイルを足していると思われ、香ばしいです。

BEEFは比較的辛口。
クローブの香りに加え、ほのかにフルーティな甘さも。

CHICKENはいわゆるバターチキンカレーでありますが、粘度は低く爽やかな酸味があり美味。
一見、インドカレーのように見え、その要素はありつつも、そうではないオリジナリティ。
盛り付けこそ違えど、どこか「GHEE」(現「BRAKES」)を髣髴とさせるカレーですね。

・・・あら?
よく見りゃ、添えられた漬物にも「GHEE」系の気配が。
お会計時に、思い切って、「GHEE」系との関係があるのか聞いてみました。
そしたらなんと!
ここのマスターは学芸大学「VOVO」で働いていた方とのこと。
「VOVO」といえば元々「GHEE」から派生し新潟でオープンしたお店。
学芸大学「VOVO」はその支店ですから、こちらのお店は「GHEE」の曽孫に当たる系譜というわけです。
もちろん、異なっているのは盛り付けだけではありません。
こちらのカレーは「GHEE」とも違えば「VOVO」とも違うオリジナル。
その違い、共通点を楽しむのもまた楽しいですね。
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